第40話 エニグマ・リサーチ YouTube版 ♯1968
YouTube動画 書き起こし
【警告】これは、私の最後のメッセージです。
投稿者:佐藤慎一
投稿日時:2024年6月9日23:59
再生時間:3分14秒
概要欄:
「この動画は、私、佐藤慎一が、真実を伝えるために残す、最後のメッセージです。私は、ある事件を追ううちに、恐ろしい真実に辿り着いてしまいました。その代償として、私は今、『何か』に追われています。この動画を見たあなたも、もう逃れることはできません。どうか、真実を知ってください。そして、生き残ってください」
警告:この動画には、精神的苦痛を与える可能性のある表現が含まれています。視聴は自己責任でお願いします。
再生開始。
薄暗い部屋の中で、佐藤がカメラに向かって語りかけている。顔面蒼白で、やつれており、目にクマができている。服装は乱れ、髪はボサボサ。時折、怯えた表情で周囲を見回す。背後には、壁一面に「呪いのシール」が貼られている。部屋の隅には「コトリバコ」と書かれた箱が置かれている。映像には、時折ノイズが走り、映像が乱れる。
佐藤
「皆さん、こんばんは……いや、もうこんばんは、じゃないか……」
(掠れた声で、力なく笑う)
佐藤
「これが僕の……最後のメッセージになると思います……」
(言葉に詰まり、深呼吸をする)
佐藤
「僕は真実を知ってしまった……」
(顔を歪め、苦しそうな表情を浮かべる)
佐藤
「でも、それは……知りすぎてはいけないことだった……」
(首を振り、何かを振り払うような仕草をする)
佐藤
「カミシロ……奴は……人間じゃない……」
(震える声で、必死に言葉を紡ぐ)
佐藤
「あれは……『神鳴り様』そのもの」
(目を大きく見開き、虚空を見つめる)
佐藤
「コトリバコ……あれは……『言霊』を増幅させる装置」
(早口で、まくしたてるように話す)
佐藤
「プロジェクト・コトダマ……全ては繋がっていた」
(顔を両手で覆い、嗚咽を漏らす)
佐藤
「奴らは……僕たちを支配しようとしている」
(かすれた声で、力なく呟く)
佐藤
「もう……手遅れかもしれない」
(絶望的な表情を浮かべる)
佐藤
「でも……僕は諦めない」
(顔を上げ、カメラを睨みつける)
佐藤
「皆さんどうか……この記録を広めてください」
(必死に訴えかける)
佐藤
「真実を……知ってください」
(涙を流しながら、懇願する)
佐藤
「そして……生き残ってください」
(突然、背後で大きな物音がする)
佐藤
「……!? 奴らが来た!」
(恐怖に顔を引きつらせ、周囲を見回す)
佐藤
「時間がない……!」
(カメラが激しく揺れる)
佐藤
「最後にこれだけは伝えておきたい」
(震える声で、最後の言葉を紡ぐ)
佐藤
「この記録を見た者は逃れられない」
(カメラに向かって、狂ったように笑う)
佐藤
「あなたも、『神鳴り様』の一部になる」
(不気味な笑い声が響き渡る)
佐藤
「オカエリナサイ」
(映像が途切れる)
動画はここで終わる。
YouTubeのコメント欄には、削除される前、多数のコメントが寄せられた。
「怖すぎる」「本物だ」「呪われる」など、恐怖を感じたという声。
「自作自演」「釣り乙」「嘘に決まってる」など、懐疑的な意見。
「佐藤さん、大丈夫?」「早く逃げて!」など、佐藤を心配する声。
「カミシロの正体は?」「神鳴り様って何?」など、謎に関する考察。
「これは、警告だ」「真実を広めよう」など、使命感に駆られたような書き込み。
一部のコメントは、意味不明な言葉や、支離滅裂な文章で書かれている。(「カミサマ…オカエリナサイ」「ミンナシンダ…」など)
この動画は、YouTubeにアップロードされた直後から、再生回数が急増したが、すぐに運営によって削除された。「不適切なコンテンツ」として。
しかし、削除される前に、動画をダウンロードした一部のユーザーによって、他の動画サイトやSNSに転載され、拡散されていくことになる。
そして、この動画を見た者たちにも、次々と異変が起こり始める。
日付:動画は2024年6月9日23:59にYouTubeに投稿されたが、すぐに削除。現在は閲覧不可。
媒体:YouTube




