ガルディンの群れ
ワーズティア家の屋敷を木の上からこっそり覗くエリーゼ。
(あら?何か騒がしいわね。)
ワーズティア家の庭の方に何人が人(魔族)がいるのが見える。
「シオン様!お逃げください!!」
女性の叫び声が聞こえる。
どうやら狼型のモンスター、ガルディンの群れが、ワーズティア家の迷い込んでしまい、屋敷はパニック状態のようだ。
(シオン!銀髪の攻略キャラ候補の子だわ!今にも襲われそう!助けなくちゃ!)
エリーゼはワーズティア家の屋敷の塀を乗り越えて、庭へ乱入することにした。
5人のワーズティア家の執事とメイド達が応戦しているようだが、相手はガルディンの群れである。
1人1匹を相手にしていても、フリーのガルディンがまだ5体が残っていた。10匹の群れのようだ。
そしてその中の1匹のガルディンが、シオンに襲いかかろうとしていた。
「シオン様!!!!」
メイドの悲鳴が上がる。
その時だった。襲いかかろうとしたガルディンにエリーゼがドロップキックを喰らわせたのだ。
「この子は私の攻略キャラよ!横取りしないで!!」
エリーゼのドロップキックは凄まじかった。エリーゼの蹴りで吹き飛ばされたガルディンは、ワーズティア家を囲う塀をも貫通し、森の木に叩きつけられた。
「キャウン…!!」
吹き飛ばされたガルディンは、子犬のような鳴き声を上げて息絶えた。




