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闇鍋・短編集  作者: ケイオス
25/29

おぢさんは人生を哲学する その三『おぢさん』

 酔っ払いおぢさんはネット小説を愛読している。

 それら小説を、まぁ色々と有るが、おおむね楽しんでいる。

 ――しかし、おぢさんには、ひとつだけ不満が有った。

 小説内で『おぢさん』と呼ばれている、その年齢についてだった。


 30代で、おぢさん。

 有り得ない。

 おぢさんの視点からでは、30代なんぞ若造である。

 ピチピチ桃尻ギャルを嫁さんにギリ出来る、とてとてうらやましい年齢。

 そんなヤツらが、おぢさんで有る筈がにゃいっっっ。

 無いのであった。


 ならば~。

 おぢさんとは?

 文句なしに『おぢさん』とは??

 如何な物差しに置いてなのか???

 説得力が無限大なモノを考えたのであった。



 その答えはコレだ☆。


『セ○ラさん、綺麗な金髪ですね』

『下もよ』

 おううう、コレほどの見事なミニミニ小話はにゃいっっっ。


 だがコレが~。

『セ○ラさん、金髪に白いのが……』

『下もよ』

 おうぅぅぅ、おうぅぅぅっっっ、あうぅぅぅ。


『下の毛に白髪』

 かのセ○ラさんも為ってしまう事実。

 ソレがおぢさんと呼ばれ得る事の、物差しで有る。



 体の体毛が真っ黒な内は、おぢさんと呼ぶ事は許さにゃいっ。

 体中のドコの毛も真っ黒ならば、君はまだまだ若者バカものだ。

 大体がだ――。

 30代程度で、老眼は有り得ず。

 30代程度で、筋肉痛が数日後には来ない。

 30代程度ならば、寝起き時、身悶えと共に、ゆっくり転がるように布団から出る、そんな所業は無い。


 ああ『おぢさん』。

 おお『おぢさん』。

『おぢさん』とは、我が身を知る年齢の事で有る。


 30代程度で『おぢさん』と称するな。

 若造どもよ。

 ねぇセ○ラさん。


 全力殴られた――っ。

 悲しい。




 おぢさんは今夜も人生を哲学して寝るのだった。

 上も下も金髪&産毛も金髪。

 綺麗~~~~~~。

 微笑ながら眠る、おぢさんだった。

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