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おぢさんは人生を哲学する その壱『大人』
深夜、おぢさんは一杯やりながら~。
ふと思った。
『大人に為る』とは?
いい加減な歳に為っても、自分はガキのままだと自覚が有る、おぢさんである。
正直、多分、このまま死ぬまで、情けない事にガキのままだろうと思ふ、おぢさんである。
酔っ払いながら、ちょびっと悲しく為った、おぢさんだった。
おぢさんは考えた。
『大人に為る』
水割りをもぅ一杯作り、考えた。
『大人っナンだろう?』
いい加減、酔っ払いつつ考える。
『大人』
そして、おぢさんは結論を出す――。
そぅ大人に為るとはあぁぁぁ。
☆いち『頻尿っ(ひんにょう)』
☆に『夜間尿っっ』
☆さん『残尿感っっっ』
コレだ。
コレが大人に為ると言う事だ。
コレが大人の真実だ。
悲しいかな、コレが大人の現実なのだ。
おぢさんは深夜、孤独な哲学の末に人生の真実を発見し――。
トイレへ行って、寝たのだった。
ああ、ウィスキーの紅茶割りが旨い。
おぢさんよ安らかであれ。




