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ほのぼのめおと  作者: ホウ


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理不尽なやつ


とある夜、お風呂上がりに萌さんに呼ばれた。ゲームしたいのに…。


「千隼。ちょっとそこに座りなさい。」

「はい?」

「正座。」

「…はい。」


何やら怒ってるらしいことはすぐに分かった。


…分かったが心当たりはない!


「私が何に怒ってるか分かる?」


で、でたー。理不尽なやつ!分かる訳がないのである。


「…き、今日、ゴミ出し忘れてました。」

「そうですね。私が気づいて出しておきました。」

「ゴメンナサイ。ありがとうございます。」

「よろしい。」


ふー、ど、どうやら正解を引けたらしい…。


「あとは?」


まだあるの!?あと?あとは…?


「…ゲームのやり過ぎ?」

「…私がお皿洗うからお風呂先に入っといてって言って「へーい。」って返事をしたよね?」

「…しましたかね?」

「ゲームしてたけどしてました。」

「…ごめんなさい。」

「生返事も、ゲームのし過ぎも寂しいのでほどほどに。」

「…はい。」

「ん。」


萌さんが腕を大きく広げるのでそこに進み出てハグをした。


我が家のルール。ケンカが終わればハグである。


「…課金もほどほどに。」

「…ハイ。」


ハグの最中、耳元でボソッと釘を刺された…。

…気をつけよう。


今日も私たち夫婦はほのぼのやってます。


挿絵(By みてみん)

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