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ホワイトボード
「千隼。ちょっとカモン。」
「ん?どうかした?」
かわいい奥さんに呼ばれてキッチンへ向かう。
「これを見たまえ。」
「どれどれ。…ホワイトボード?」
「そう!100均で買ってきました!」
「おー。」
パチパチと軽く拍手。
呼ばれてお披露目されたのは冷蔵庫に張られた小さなホワイトボード。俺の奥さんである萌さんはこれを見せたかったらしい。
「これになくなってるものとか、欲しいものとか気づけば書いて。トイレットペーパーとか、洗剤とか。そしたら買い物行くときに何がいるかわかるでしょ。」
「おー。名案だ。」
「フフン!ほめたたえよ!」
「よしよし。」
「もっと撫でろ!」
「はいはい。」
俺よりすこし背の低い萌さんの頭を優しく撫でりこ撫でりこ。嬉しそうな顔がすごく和む。
そこでいいことを思いついたので、手をとめる。
「では、さっそく書くね。」
「いいね。何が必要?」
俺はホワイトボードに『キス』と書き込んだ。
…ちらりと萌さんを確認。真っ赤になった顔がかわいい。そしてきっと書いて恥ずかしがっている俺も顔が真っ赤なのだろう。顔が熱い。
「…はよしろ。」
「…ういっす。」
今日も私たち夫婦はほのぼのやってます。




