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第5話 交遊【完結】


〜前回までのあらすじ〜

 番長を撃退した由美たち。

 しかし番長の一人であるオメガは現世界大統領タ・ヨーセイの一人息子、ジ・シューセイ(秀正)であった!

 どうなる、未来の風紀!



【交遊】こう ゆう

《名・ス自》

交わり遊ぶこと。交際



 突然の番長s引退宣言と、真の番長と言われていたオメガの生徒会入りというニュースは瞬く間に学内へ広まった。

 

 すぐさま学校崩壊が止まるわけではなかった。

 だが生徒会長 由美の必死の活動と、庶務になったジ・シューセイの意見も取り入れ会議された。

 最初は変革に消極的だった教師陣も、英雄的OBであるミコトの助言もあり

「もう少しだけ生徒の自主性を信じても良いのではないか」

という流れに進んでいっている。

 きっと、この学校はこれから良くなっていくだろう。もしかしたら僕がいた頃よりも、もっとーーー。


◆生徒会室

 由美「それで、シューセイくんからお二人に、話したいことがあるそうなんです。」

 

 シューセイ「まずは、最新型の拡声器をくださったヤミさんにお礼を言わせてください。」


深々と頭を下げるシューセイ。


ヤミ「うむ。風紀党の開発部からの贈り物だ。これで学校生活も良くなるだろう。」


シューセイ「生徒会になれたこともあり、無視されることも減って友達もできました!

…それに」


 シューセイは由美の方をチラリと見て、頬を赤らめながら呟く


シューセイ「素敵な…彼女も出来ました。お二人のおかげです。」


由美とシューセイは真っ直ぐと目を合わせ、微笑み合う。


ミコト「良かったな。節度を守った、純異性交遊をするんだぞ。」

ミコトも、優しく微笑み言った。


シューセイ「…実は、お話というのはまさにそのイセイ交遊についてなのです。」


ミコト「…?」


シューセイ「少し話は長くなりますが…。」



 ヤミさんがご存知だったとおり、実は僕の父は現世界大統領のタ・ヨーセイです。

 父は多様性の時代と言って、世界国中で自由と個性の主張を勧めていました。


 世界では父を称賛する声も多いですが、実は皆さんに話さないといけないことがあります。


シューセイ「僕と父は、実は第23黒雲系銀河惑星コージョー星から漂流してこの星に流れついた、異星人なのです。」


 シューセイの言葉で、生徒会室は静寂に包まれた。


シューセイ「父と僕は、この星に流れついたとき、異星人ということもあり星のルールが理解できず、様々な迫害を受けました。


それで父は決めたのです。」



タ・ヨーセイ「シューセイ。

オイラはこの星の世界大統領とやらになるぞ。

世界大統領になれば、この星のルールを変えられる。


どんな人でも、どんな星の者でも、自由に生きて、多様に受け入れられる星にするのじゃ」



シューセイ「最初は、父も素晴らしい理想と情熱をもっていました。

ですが世界大統領の座が近づくにつれて、欲と権力に溺れ変わってしまったのです。」


シューセイは、ミコトの方へ向き突然土下座をした。


シューセイ「ミコトさん…未来のミコトさんを事故に見せかけて暗殺したのも父です。


いつの日からか、父の目標は世界大統領という座につき、この星を侵略することに変わってしまいました。」


ヤミ「ギリッ」

 ヤミの目に、強烈な殺意が宿る。敬愛するミコトを、暗殺したタ・ヨーセイ。そしてその息子に対する、燃え盛る殺意


 その殺意に気づいた由美が、シューセイを必死に庇う。

由美「ま、待ってください!

もちろんシュー君のお父さんは許されないことをしました!


ですが、シュー君はその反省の気持ちから、この話を自ら告白すると決めたんです!」


ミコト「そうだな。シューセイくんに罪は無い。

それに、今はヤミのおかげで…まだ未来は変えられる。」


 ヤミに笑いかけ、肩に手をやるミコト

 ミコトに触れられ、ヤミの眼から殺意は消え去り、一転顔を赤らめ蒸発しそうになる。

ヤミ「あわわわ⋯ミコト様ァ⋯」ボッ

 

シューセイ「本当に…すみません。

そしてどうかお願いします。」


シューセイ「過去に戻り、迫害されている父と僕を助けてあげてほしいのです。

…そうすればきっと、父が世界大統領になろうとするこの未来も変わるはずなんです」


ミコト「…なるほど。」


『そんなことはさせないズラ!』


 突然、超覚醒高校のグラウンド上空の空間が歪み、巨大なホログラムが展開された。


タ・ヨーセイ『――話は聞かせてもらったナリ、大風紀尊』

 映像の向こうで、タ・ヨーセイは手を組み薄く微笑む。


タ・ヨーセイ『シューセイよ…。勝手なことをベラベラと話し合って…。

帰ってきたらこの星流の躾が必要チャン。』


シューセイ「と、父さん!」


タ・ヨーセイ『せっかく手に入れた地位と権力、手放したくないのネン!』


タ・ヨーセイ『過去に返すわけにはいかないノダ!』


ヤミ「ふっ、だが息子の証言もある、貴様が宇宙人ということが公表されれば、いくら多様性の時代とはいえタダでは済まないのではないか?」


タ・ヨーセイ『公表…?

貴様らが生きて明日を迎えられれば…の話だちょん?』


由美「そ、そんな…!」


シューセイ「父さん!もうやめてくれ!」


タ・ヨーセイ『勝手に現地人の彼女などつくって浮かれおって…お前に恋愛なんて百億光年早いだしん!』


タ・ヨーセイ『お前ら風紀党の大好きな言葉でいう…

不純異性交遊だっちゃ!』 


ミコト「それはちがう!!」


 ミコトは一歩前へ出る。

ミコト「不純異性交遊とは…

邪な心を持った節度なき交遊のことだ!!」


ミコト「彼らの交際は、決して取り締まるべき不純なものなどではない!!」


シューセイ「ミコトさん…!」


タ・ヨーセイ『うるさいうるせぇええい!

そもそもお前らはb8x8,.,c/##⊕≪≪♢Ⅸ↹❛$66&³¿』


シューセイ「父さんキレ過ぎて母星語になってるよ…!」


ミコト「ふむ…。

b8x8,.,c/##⊕≪≪♢Ⅸ↹❛$66&³¿(訳:あなたは今、理想ではなく我欲に進んでいます。)」


タ・ヨーセイ「boboχ!? zra’zra’zra!!

kya-kya-kya ∞∞∞!?(訳:な、なんだと!?私たちの星の言葉が分かるのか!?)」


ミコト「xel’na-oru ∞ vath=leon,

ka’ri’tho mezan ul’ul.

∴∴∴ zethra nomi,

frex’frex’frex…(訳:ある程度、前後の文脈と表情を読みます。法則性が分かることで、言語習得は可能です)」


〜以下、めんどうなのでコージョー星語は日本語で表記します〜


タ・ヨーセイ「そもそも!ワイがこの星の多様性を進めたことで、楽しく自由に生きてる奴らのことはどうなる!

貴様の身勝手な規律や規則で、その幸せを奪うのか!?」


 ミコトが静かに続ける。

ミコト「…自由とはなんだと思う?」


タ・ヨーセイ「なんだと…?」


ミコト「自由とは…選択であり、選択には"責任"が伴うものだ。」


タ・ヨーセイ「選択…!?責任…!?」


ミコト「あなたが作る多様性の時代は、自由とは、名ばかりの…責任なき放牧だ!」


ミコト「マイノリティ…個性…自由。

そんな言葉を盾に、我を通すことで一体どれだけの人が涙を流し、我慢していると思ってるんだ!」


由美「…!」


ミコト「規律は不自由な檻なんかじゃない。


人々が迷ったとき、衝突したとき…各々の自由を守るための“希望”なんだッ!」


ヤミ「ミコト様…!!!」涙ダバー


 タ・ヨーセイは少し黙ったあと、おもむろに口を開いた。


タ・ヨーセイ「う…


ウルサァァァァァイ!!!!」ボタンポチ〜


タ・ヨーセイが映るホログラム映像画面に、眩く光る電撃が集約していく。


タ・ヨーセイ「拙者が母星より持ってきた技術でこの星はここまで進歩したのだ!!

我輩のおかげだ!ワタクシのものだ!!!」


タ・ヨーセイ「くらえ!!

極限電磁型二重衝撃決戦砲〜最終極限ver.A.K.Aスパイラルラストオブウォーキャノンッッッ!!」


 放たれた電撃砲はイナズマとなり、うねりをあげて由美に向かっていく。


シューセイ「ゆ、由美ちゃん!!」

 咄嗟に由美を押し倒すシューセイ。そしてイナズマは無情にも、シューセイに直撃する。


シューセイ「アババババババババ」


タ・ヨーセイ「しゅ、シューセェエエエエエエエエエイ!!!!!!!!!!」


シューセイ「と、父さん…

暴力だけは…ダメだって…。


いつも…言ってたじゃないか…。」バタッ


由美「キャァァーーーー!!」


 シューセイに駆け寄り、大粒の涙を流す由美。


タ・ヨーセイ「そんな…そんな…!」


 ミコトも駆け寄る。


ミコト「シューセイ!」


 シューセイは極限電磁型〜以下略をモロに直撃してしまった。

 身体中を纏った薄い黒煙がはれたとき…


 シューセイの顔は、あられもない形(わかりやすく言うならパンティーストッキングで顔をクッてやったときのような)

になっていた…!


由美「しゅ、シューセェエエエエエエエエエ!!!!!」


タ・ヨーセイ「そんな…そんな…!」


 狼狽えるタ・ヨーセイの首筋にキラリと光る銃口が突きつけられる。


ヤミ「オイ、貴様のテクノロジーを使ってタイムマシーンを直せ。この星より何倍も優れた技術があるのなら、修理くらい簡単なものだろう?」


タ・ヨーセイ「ええええ!?なんでここに!?

わたいがいる場所なんて分かるわけないのにっ!?」


ヤミ「 黙 れ !貴様に説明する理由なんてギャグだからで十分だ!

…それともシューセイをこのままストッキング顔面野郎として育てていくのか?」


タ・ヨーセイ「わ、わかった!

降参でおじゃる!

タイムマシーンも直す!」



シューセイ「へへっ、ブサイクな顔になっちゃったな。」


由美「そんなことないわ!!

私を守ってくれたシューセイ、世界で一番…いや宇宙で一番カッコよかった!

どんな顔で、どの星の生物かなんて関係ない!!」


シューセイ「由美ちゃん…!」


ミコト「…美しいな。

これでも、不純異性交遊と思うのか?」


タ・ヨーセイ「おもひまひぇん…

こへからは、規律をまもひ、風紀をみだしまへん…。」


ヤミ「フンッ、この程度で済ませてもらえるなど、ミコト様へ感謝しろよ。」


顔をボッコボコに腫れ上がらせ、全身を縄でキツく縛られたタ・ヨーセイの身柄は、風紀党の残党へ引き渡されることになった。


風紀党の残党「ヤ、ヤミ第二隊長!お疲れ様です!」

ヤミに集められた風紀党の者たちは、畏怖のまなざしでヤミに敬礼をする。


ミコト「集まってくれてありがとう。タ・ヨーセイのこと、よろしく頼む。ただ、あまり酷いことはしないであげてほしい…」


 ヤミと風紀党がこれでもかと縛り上げたタ・ヨーセイを見ると、どうしても私怨が混ざってるような気がするミコトであった。


風紀党の残党「…み、ミコト様ッッッ!

かしこまりましたッッッ!!!

この度は、ありがとうございました!」


ミコト「あ…あぁ。」

 一寸の乱れもない美しい敬礼に、軽く圧倒されるミコト


ヤミ「風紀党の諸君。

ジ・シューセイも自白に協力してくれるそうだ。

タ・ヨーセイの罪は、日の下へ晒せ。


…まぁ、私とミコト様で過去に戻り未来を変えるから、不要な手続きではあるがな。」


ミコト「あ、ただし。タ・ヨーセイも反省している。

…規律を守るのであれば、仲間でもある。

罪を償ったあとは…守ってあげてくれ。」


 風紀党の残党は美しく敬礼をし、規律ただしく、キビキビと作業を進める。

 …指名手配中のテロリストとは思えない。


ミコト「…シューセイ、約束しよう。

過去に戻ったら、君に教えてもらった場所に行き、迫害される君たちを必ず救う。」


ミコト「そして、僕が世界大統領になる。


…本当の意味で、どんな人でも、例え異星人でも…

幸せに、平等に過ごしていける、そんな規律をつくってみせる。」


シューセイ「ミコトさん…!」


ミコト「僕が乱れた風紀を正していく。

純粋な異性交遊を…

いや、異星交遊が出来るように。」


シューセイ「よろしく…お願いしますッ!」

由美「私からも…ミコトさんの姿を見て、勇気を貰いました。

必ず私も、ミコトさんのような伝説的OBになれるよう、、2人で頑張ります」


 由美とシューセイの固く握られた手は、きっと未来が変わっても離れることはないだろう。


風紀党の残党「タイムマシーン、始動します!

3...2...1..」


 また、ミコトの視界が白く塗りつぶされる。来るときには少し不快だった浮遊感も、どこか心地良い。


チュンチュン

コケコッコー!!


ミコト「…はっ!」


 ミコトの目が覚めたとき、そこは自室。眼の前の机(世界最高家具メーカー ニトロ社製)の上段引き出しは開いている。


ミコト「…戻ってきたのか。」


 まるで、未来での日々が夢だったように感じる。


ミコト「むっ…まずい!1限の講義の時間だ!!

入学して一度も遅刻したことないのだが!」


 急いで支度を始め着替える。

 そのとき、何かを踏んだ。


「ふぎゃっ!////」


ミコト「ふぎゃ?」


ヤミ「…はっ!

み、ミコト様!?


あ、踏んでいただき、ありがとうございますッ!!!」


ミコト「…え?」


 足元にいるのは、軍服のような制服に身を包み黒い眼帯を装着した、黒髪の女の子…ヤミだった。


ミコト「えっ…?なんでヤミがいるんだ?

未来の世界に残るべきでは…。」


ヤミ「えへへ…!オホンッ!


これからミコト様が世界大統領になるまで、風紀党及びミコト様親衛隊二番隊隊長 山本 ヤミー デリシャス!

謹んでお支えいたします!」


 自らを極限まで律した者にしか出来ない、美しく整った敬礼。

 その姿と相まって、彼女の眩しい笑顔に、ミコトの心は柔らかく溶け…


るかぁぁ〜!!

なにしてんだ!未来に帰れ!!!」


ヤミ「ひぇえ!でも、あちらを見てほしいであります!」


 ヤミが1点に指を指す。


 ミコトが反射的にそちらを見る。視線の先にはニトロ社製の机。そしてその上段の引き出しから…プスプスと薄黒い煙が上がり始めている。


ヤミ「タイムマシーンは、使い切りなのであります!基本的に一度使えば、壊れるかキックバックするかっ!

…今回はキックバックしなくて良かったであります。」


 ホッと安堵の表情を浮かべるヤミにミコトの怒りの鉄拳が振り注いだのかどうかは、神のみぞ知る。



エピロロロロロ〜グ


時は21XX年ーーー。


 いつの日か世界大統領になり風紀の乱れぬ規律ある世を目指す神の子 大風 紀尊


 彼は、世界国日本圏地方県のとある村に来ていた。

 そこには、山に不時着し人々から迫害を受ける2体の未確認生命体。

 

 ミコトは彼らに手を差し伸べる。

 彼らの持つ異星技術が、ミコトの理想実現に多大なる貢献をするのだが…


 それもまた、別のお話。



ミコト「今日の講義は本当にタメになったな。確かに、少子化問題は火急の事案。

具体的な対策としては…」ブツブツ


ガチャッ


ヤミ「あっ!おかえりなさいであります!

ミコト様、ご飯にしますか!お風呂にされますか!

…そ、それとも…ゴニョゴニ」カーッ


ミコト「…やれやれ。様はよしてくれと言ってるだろう。」


ヤミ「えへへ…外聞が悪いですものね!

失礼しましたっ!ミコトくん!」


ゴソ…ゴソ…ゴソ…


 部屋のどこかから、聞き慣れない音がした。


 ヤミの眼光が、鋭いナイフのように光る


ヤミ「……誰だ?」


 ヤミは素早く動き、音のする勉強部屋の扉を開ける。


 部屋には誰もいない。


ゴソゴソ…ゴソゴソ


 だが、音は確かにする


――机の方から聞こえていた。


 世界最強家具メーカー・ニトロ社の机 


 素晴らしい機能的な設計と洗練されたデザインが、最高の勉学パフォーマンスを発揮する


 価格は36,000SM


 ミコト様の愛用する机だ。


ヤミ「この音はまさか……。


いや…動物でも迷い込んでてくれ…。」


 次の瞬間。


 世界最高家具メーカー・ニトロ社の上段引き出しが、内側から勢いよく開いた。


 ―ガラッ!!


 ―ドンッ!カッ


「イッタァー……!」


 飛び出してきたのは、青い猫型ロボット⋯ではなく。


 軍服のような制服に身を包み黒いマスクを装着した、美しい白髪の女の子だった。


白髪の女の子「ミ、ミコト様!!

大変でございます!

未来の世界で、少子化対策が進みすぎて大変なことが…!」


ミコトと、ヤミは言葉を交わさずとも目を合わせる。


ミコト「…またか!!

今すぐ会議だ!

議題は…


タイムスリップしても風紀が乱れてる件について


だ!」


あとがき

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

本作『タイムスリップしたら風紀が乱れてる件について』は、

「多様性」「自由」「規律」といった、少し重たくなりがちなテーマを、

できるだけバカバカしく、勢いよく、ラブコメとギャグで包んだらどうなるか。という発想から書き始めた物語です。


ミコトは決して「厳しい正義の味方」ではありません。

彼が今作で大切にしているのは、

自由を否定することでも、個性を縛ることでもなく――

「誰かの自由が、誰かの我慢の上に成り立っていないか」という、ただそれだけです。


そしてそれは、

異性交遊であれ、異星交遊であれ、

守るべきものは同じなのだと思います。


途中から話が宇宙規模になり、

世界大統領が出てきて、

電撃砲が飛び、パンスト顔面が誕生し、

「これは一体どこへ向かっているんだ……?」

と思われた方もいるかもしれません。


僕も書きながら…少しふざけすぎたかとも思いました。

ですが最終的に、

ミコトが選んだのは「戦って支配する未来」ではなく、

過去に戻り「改めて、理想の風紀正しい未来」を目指すこと。

今回の未来体験で、少しだけ物語冒頭の理想が更にバージョンアップしたと信じています。


それはとても遠回りで、とても面倒で、

とても風紀委員らしい選択だったと思います。

本作は、ここで一旦完結です。

……が。


ラストで少しだけ示した通り、

この世界にはまだまだ

「風紀が乱れている問題」が山ほど残っています。


もし、

「続きを読みたい」

「またミコトたちに会いたい」

そう思っていただけたなら――

そのときは、きっと彼らは再びタイムスリップするでしょう。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

またどこかの時代で、風紀が乱れたらお会いしましょう。

――ツチノコより


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