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ショートショート(短編集)

アサシンロボット

作者: 清水進ノ介

アサシンロボット


 とある国で、政治家達が集まり、秘密裏に進めていた計画について、会議をしていた。

「さて、前々から話が上がっていた『アサシンロボット』だが、もうじき完成するようだ」

「アサシンロボットが完成したなら、この国はさらにいい国に発展しますな」

「国民も喜ぶでしょう。今より断然住み心地のよい国になるはずです。まぁ、このロボットのことは国民には秘密ですが」


 アサシンロボットとは、高度なAIを搭載したロボットで、法律の目を逃れながら、社会に害をなす犯罪者を、暗殺する機械のことだ。そのサイズはウイルスよりも小さく、肉眼で確認することは不可能だ。AIが「処理」の対象と判断した人間の体内に入り込み、突然の病死に見せかけて、始末するのだ。


「最近はSNS上での誹謗中傷が、よく問題になっていますからな」

「奴らは自分が悪いことをしていると分かっているのに、止めようとしない。挙句『自分が正しい』などと言い出す始末」

「ストーカーだの、騒音を出す輩も同じですな」

「犯罪を犯しているのに、平然としている者、己が正義だとする者は、社会に害なす異常者である」

「そんな奴らが社会から一掃されれば、国の環境は大いに改善されるだろう」


 その数か月後、アサシンロボットは完成し、国中へと散布された。そしてさらに、数か月が経ち、とあるニュースが、連日報道されるようになっていた。


”数か月前から発生している、政治家の連続死ですが、原因はいまだ掴めておりません。すでに全政治家の九割以上が死亡しており、一時は国営に多大な問題が生じるかと思われましたが、別段そんなことはなく、むしろ国民の幸福指数は、上昇し続けており……”


おわり

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