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65話。妖精さんマスコットキーホルダー。



可愛いモノが欲しい。具体的にどんなモノか決めてないが、一目惚れを探しに玩具屋に行こう!


玩具屋の前に着くと、一気に緊張する。静かに深呼吸して、意を決して入店した。自動扉を抜けた先には、軽快な音楽と共に、天井まで飾り付けされた季節の装飾品が出迎えてくれる。自分の中の子供心がくすぐられ、つい見入る。素敵だ。


そういえば、最後に訪れたのはどれだけ前だろう。子供の頃は、玩具屋に入るだけで嬉しさでドキドキしていたが。今は違う意味でドキドキしている。周囲は子連ればかりで、一人で来た自分は側から見たらどう見られているだろう。

無駄に文房具コーナーに立ち寄り、子供の頃に使用していたノートを手に取る。昔は表紙が昆虫の写真だったのに、今は花になっていた。時代を感じる。


子供達の邪魔にならないよう、玩具屋を歩いていると。ぬいぐるみコーナーにカプセルトイが置かれているのを見つけた。

妖精さんのマスコットキーホルダーらしい。100種類もいるのか。これは、そうそう被らない。可愛いので回そう。3回で良いかな。


『ガチャガチャ…ポン!』


あれ?


出てきたカプセルを開けると。赤い服を着た、まるまるとした姿の妖精が3体出た。100種類もあるのに被るなんて、奇跡だ。だけど、違う妖精も欲しいな。追加で2回回したが、これも同じ妖精。そんな事があるか?


よくよく5体の妖精を見ると、他と口角が気持ち上がっていたり、左手の小指だけが若干曲がっていた。まさかと説明書を読むと、この違いで100種類だそうだ。なる程。これは当たりだ!


考案した人は、まさしく間違い探しを作る天才。嬉しくてリュックに取り付けて、楽しく玩具屋を出た。また回しに来よう!

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