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100話。爪楊枝ケース
爪楊枝ケースが欲しくなった。ボタン押すとインコが一本ひょいって持って出してくれるようなギミックのあるヤツ!!
早速、近所の雑貨屋に買いに行ってみる。
ボタンを押すと、タスキをかけた体操服の小学生がバトンを渡すように爪楊枝を一本渡してくる物はあったが、鳥のヤツは無かった。
違う店を探そうと踵を返すと、ふと店内入り口に爪楊枝ケースの写真が貼られたカプセルトイを見つけた。これぞ、求めていたやつ!回そう。
『ガチャガチャ…ポン!』
あれ?
出てきたカプセルを開けると、一般的な個包装の爪楊枝が詰まった爪楊枝ケースなのだが。パンパンに詰まった爪楊枝から試しに一本取り出そうとすると、全部飛び出してきた。慌てて手のひらで防ぎ、再度一本抜こうとするがまた全部出てこようとする。これは何だと説明書を読んでみると。
『一本だけ上手くとれない。そんなイライラを一気に解消!いっその事全部出る爪楊枝ケース』
なる程。これは当たりだ!確かに、一本だけ取り出せなくて困っていたんだよ。個包装なのも衛生面を気にしなくて良いし、これは良い商品だ。
色違いが欲しくなったので、もう一回回してみる………おお!シークレットの『綿棒ケース』が出た。これも個包装なので、全部出てくるんだろうな。当たりだ。




