Mysister
初心者なので誤字脱字があり、読みづらいと思いますがご了承ください。
可愛い可愛い私の妹。ずーっと大好きよ・・・
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私(名はミサ)には1つ下の妹(名はメアリー)が居る。
私の家は次女が(昔の関係から)レオナール伯爵にお嫁に行くことになっている。
小さいころ、私達家族は事故に遭った。母と父は亡くなった。妹は記憶喪失になったが、今は自分が誰なのか。など、分かっている。しかし、体が弱くなってしまいベットからあまり出ようとしない。そしてメアリーは私に甘えてくる。
「姉さん、イチゴ買ってきて!!今すぐイチゴが食べたいの!!」
「今は秋よ。イチゴなんて売ってないわよ」
「いいから買ってきて!!」
はぁー。わがままなのだから。でも、そんな所も可愛い。
「やっぱりイチゴは売っていなかったなぁ」
つぶやく・・
「その代わりにいっぱいフルーツ買っちゃった」
「あっ!」
袋が破けてゴロゴロと転がってく。その時手を指しにべてくれたのはかっこいい男の人。
私は一目で恋に落ちた。
「大丈夫ですか?すごい量ですね。大家族?それとも大食い?」
まぁ失礼な人。初めて会ってそんな言い方。
「ああ、失礼しました。私はの名はスイマン。あなたは?」
「私はミサ」
「何ぜそんなに量が多いのですか?」
「それは、妹がイチゴを食べたいと言うので市場へ買いに来たのけれどやはり売ってなくて、そのかわりにとあれもこれもと買ってしまったのよ」
「イチゴ?それはわがままなお嬢さんだな。だいたい、そんなに年が離れているのかね?」
「いいえ。1つよ」
「それなら君は自分の事も大切にした方が良い」
これがきっかけで私達は良く会うようになり良い関係をきずいていった。
いよいよ妹の結婚近付いてきた。
今日はお互いの顔会わせだ。
コツコツ―。
「バンッ」
ドアが開く。そこにいたのは、女遊びで有名なレオナール伯爵では無く、スイマンがいた。
「えっ!」
「えっ!」
二人同時に言う。スイマンが、
「初めまして。メアリーさん。伯爵は去年、病で亡くなりました。それからは我が家に来るようになりました。連絡が届いてなかった用ですみません」
そんな!!!
「こちらこそ初めまして。スイマンさん。これから宜しくお願いします」
「こちらこそ宜しく」
「ミサとは知り合いで?」
彼は迷わず
「えぇ。この前市場でお会いしましてね。その後も何回か会っている関係です。なぜそう思ったのですか?」
「ミサの事はお見透視ですわ。それにさっき、二人揃って「えっ!」っと驚いていたでしょう」
その後結婚の話は順調に進んで行った。
ミサには秘密があった。事故の後から隠している事があった―。
―結婚式当日―
メアリーすごく綺麗。
私は食事の準備担当。 これが、メアリーが食べる物。メアリーが居なくなれば私と彼は結婚することになる!―私はケーキに毒を入れた。ごめんね、メアリー。私の愛しい姉妹―。
食べる。もう少しであのケーキを・・・。
その時
「残念ね、ミサ。私はこのケーキを食べないわよ。分かっているのだから。言ったでしょう、お見透視よって。もういい加減本当のことを話しなさい!私は分かっているのよ!ずーと前から。それにあなたはこの男の事が好きなのでしょう」
私はとぼけた。
「何のこと?メアリー。」
「とぼけるのもいい加減に―。そう、分かったわよ。じゃあ、選びなさい!このケーキを食べるか、本当のことを言うかどちらかを!!!!」
彼が、びっくりしている。
もう諦めよう―。
「分かったわ、姉さん―。事故の後メアリー、いえミサが記憶喪失で自分が誰だか分からないのを知ったの。その時思いついたの。私がミサになれば良いんだ。そうすれば私は姉。レオナール伯爵の所へ行かなくて済むって―。だって!!私はいつも可哀想と言われてきた!!1つ差なのにそっくりで双子みたいと言われてた。なのに私だけこんなの嫌だった!!!!!なのにレオナールは死んで彼が・・」
「じゃあ、今メアリーに戻りな!そして彼と結ばれ幸せになりなさい!!」
私は結婚した。大好きな彼と―。
「これで良かったのですか?」
執事が聞く。
私は答えた。
「見た?あの時のメアリーの顔。恐怖でいいっぱいだった。人間は一番うれしかった時の思い出より、恐怖の思い出のほうが残るのよ」
可愛い可愛い私の妹。ずーっと大好きよ・・・
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