第89話 ジジイと勇者 2
無造作に手合わせを開始したが
勝負にならない!
勇者を傷付けず
一瞬のうちに杖で勇者の頭 両胸 腹に
突きを入れ終わっている
攻撃食らったことぐらいには気づけたのか?
「すでに4回死んでいるぞ!」
「しょうがないやつじゃ先手を譲ってやる」
「更にこの場からは動かない!」
「ばっ バカにしやがって!」
攻撃に来たところで胴体や上半身だけの動きで
全ての攻撃を難なく回避
勇者は10以上の突きを喰らって倒される!
馬鹿なりに勇者も考えた
ハンデで動かないということは
下半身脚を狙えば!!
下段の脚狩りの攻撃を・・・
だが・・・
下段の攻撃に合わせて下がった
勇者の頭の上から
杖のえの攻撃を頭に受け
地面に頭を縫いつけられる
「いとも簡単に首を差し出して自滅するとは」
アークからするとオデッサは
先前線での近接の鉄火場を離れていても
まだまだ衰えなしか!
なんの力も使わず手加減しても圧倒的
本来なら魔王にすら成っていた方
【現場の魔族で居たい】との
有無を言わさぬ物言いで魔王の位は拒否
新任の魔王を鍛えてものにして来たお方
歴代魔王ですらお伺いに来て頭が上がらない!
固有のユニークスキルに
【熟練度UP】
【経験値UP】等があり訓練だけでも
レベルあがる
他のキャラの育成に特化した神スキル!
たまたま来た
16魔将のアルフレッドがこれを見て
大袈裟に感動している!
「本来なら敵のはずの勇者に訓練とは
なんと寛大で懐が深い!
そして器が底知れない!」
アークは思う!
あれ?私の時は
言ってくれなかったような・・・
オデッサは
「まあ、イーリス辺りと良い勝負
というところか」
経験による強さの物差しで計り取る
残りの勇者の強さは如何程やら
実は999lvを超える【超越者】
養殖のアークやフィーリルと違い
自力で到達しているオデッサ!
配下強化スキル最高位の【指南役】
それで多くの魔王を育てて来たし
坂本超魔王の勇者狩り約300人に対して
オデッサは50人は勇者を仕留めている
生きた年月の違いとも言える
魔王から見ると裏ボスである




