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第59話 時の監獄 1

■■■さんは人間と同化やガイアと

触れ合った事により

だいぶ人間らしい存在に変化している


10次元と6次元のパイプ役として

8次元に自らなった存在

今では集合体に縛られる事もなく

意思を持つ独立行動個体


【憐れみという感情】が生まれてしまい

口を滑らす!

「執行猶予が終わった!」

「多分あそこの調書からは

生涯抜け出せない!」


坂本はまだしもガイアは飛んだ

とばっちりである


坂本は直ぐに

「86400秒約24時間の約束では?」

「約束は破らないが」


「時間の概念は操れる」

「二人ではその【時間軸に到達】できない!」

あの存在は

自力でクロノスを生成して発動できる


「意味のない取り決めじゃないか?」


「そうではない!少なくとも

その時間軸に到達できれば【解放】される!」


私が【間に入って決めた事】だ!

反故にはできない!


「中立の私がどちら側に着くかにもよるが・・・」


中立として一方的に片方が不利な

立場に置かれるのは公正ではない!か・・


「この会話も【観測】されているのでは

ないか?」


「このブラックホール内では

情報パラドックスが起き

更に通常の物理法則が通じない

聞き取れないはず!」


「観測できても情報パラドックスにより

正しい情報が届かない」


「あの集合体、高次元帯の目的や

存在意義は?」


「情報、データ収集、

それをもとに別の場所で複製」


坂本とガイアは観測だけでは複製できない

解析が済めば複製され

とても優秀な駒にされる!


偶然あの場所に到達して興味を持たれ

今までの行動のログを読まれた

興味の対象


何故何故何故何故何故何故何故何故

何故何故何故何故何故何故何故何故


なぜ?なにゆえ?

何がしたい?存在意義

行動原理、今、現在、未来、過去

いつ生まれて、いつ終わるのか


坂本やガイアは終わることのない興味の対象


坂本がとんでもない事をサラリと言う

「義理人情、恩には恩を仇には仇を!」


「こちらの為に動いても

■■■には報酬や特が無いではないか

こちらで報酬を用意する!」


「ガイアをやる!」

「興味があって好きなんだろう?」


いきなり勝手にガイアが報酬として提示され

ガイアが怒ったり、拒否する前に動揺

「えっ、エエエエエ」

■■■は優秀な上位存在で

素敵かなと思わなくもない


■■■は

「好きとかそう言う事は

まだわからんが興味がある」

「坂本とは違い異性として」

「正直触れ合ったり一緒に過ごしたい

とは思う」


「よくわかってないなりに偉い直球だなw」

ガイアのうつむいて黙っているのを見て

「ちなみにガイアお前に拒否権はない!」


「こんなことでも起きない限り

人並みの幸福は掴めんだろ!」


「それじゃ二人の幸せのために動くとするか」

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