表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
138/229

風のいたずら

風は運ぶ

そよいで唄って渦巻いて

季節の花びらを 水の雫を 大地の香りを

風は運ぶ


時に優しく 時に意地悪

気紛れに吹き抜けて

隣のキミは 風にくすぐられて

一つ小さくくしゃみを零す


恥ずかしがるキミが可愛くて

思わず僕は抱きしめて

風がもたらした 小さな悪戯に

心で密かに感謝する


風は戯れ 通り抜けて

二人の間を少し広げた

だから僕らは 風のいたずらに負けないように

さっきよりも強く 手を握り合う


風は運ぶ 流れて踊って舞い上がり

夢を 想いを 彩りを


風は 運ぶ



お題投稿:星咬十六夜




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ