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白影

作者: 蓮薔薇 揺麗

熱い熱い太陽が照りつけめて


夕方の空が燃え上がり


俺と見つめ合って影を伸ばす



影は白く燃えた



白く白く俺よりも白く


影は光を持った白色に燃え上がり


俺は影から切り離された


俺の隣で共に夕焼けを見ていた


影が居ないのは不思議な感覚だった


白影は俺とは別人でしかない


元々が俺の影だったとしても


燃えるそれは白影だ


太陽にも負けない程に燃え上がる



白影が靄となって消えるまで


俺は確かに彼と共に過ごしていた


街灯が照らしできた影を見て


白影と目が合った気がする

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