なぜ英語の授業はつまらないのか
何か投稿してみたくて、普段生活をしていて気になっていたことを書いてみました。
なぜ英語の授業はつまらないのか。その答えは目的がないからである。
そもそも、勉強とは何かをできるようになるために行うものである。
例えば、サッカーであれば、早く正確なパスを出せるようになるためにパスの練習をし、相手からボールを奪うためにディフェンスの練習をする。それぞれの練習は試合で勝つために必要なことを目的としている。
しかし、英語の授業はどうであろうか。英語の授業では、実際にほとんどの人は使わないであろう単語や文法をひたすら暗記する。教科書にはこんな会話する人いないだろうという、謎の会話文が書かれている。
さらに、苦痛な授業を受けているのにもかかわらず、ほとんどの日本人は中学校から本格的に英語の勉強を始め、高校3年生まで6年間英語の勉強をするが、英語を話せるようにならない。勉強時間が足りないのであろうか。私はそうは思わない。英語が話せるようにならない最大の理由は自分に必要な英語に触れる量が足りていないことが原因であると思う。
英語の授業では一つの文章に対して多くの時間をかける。文法的な説明や新しく出てくる単語の確認など、細かいところの説明をひたすら続けていく。こんなことを続けていてはいくら時間があっても足りないだろう。英語を話すために本当に必要な知識は細かな文法の違いではないはずだ。
例えば、プログラミングの勉強では、まず、文字を画面に表示させるだけの簡単なプログラムを作成することから始める。そこから、次に作りたいものを見つけ、そのプログラムに必要な知識を調べながらプログラムを作成していく。
実際、これが最も早く上達する方法である。半年もすると、誰でも簡単なプログラムはかけるようになる。
英語も同じように、まずはとても簡単な文章から始めるといいだろう。そこから、次に、読書感想文を書くのが良いのではないかと考える。読む本は日本語のものでよいので、とにかく読み、感想を書く。
読書感想文と学校の授業は何が違うのか、それは自分が良く使う表現であるかどうかということである。
普段、周りの人を観察してみると、同じ日本語を話していても、それぞれよく使う言葉、よく使う表現というものが違うことが分かる。これは、それぞれが違うことを考えているわけではなく、人によって好む表現方法が違うということである。
英語も日本語と同じように、人によってよく使う表現というものが出てくるだろう。
まずは自分が使う表現から英語の学習を始める。そして、自分が使う表現をマスターすると、今度は他の人の表現方法も分かるようになっていき、英語が話せるようになる。
学校の英語の授業では目的もなくだらだらと最初から順番に勉強をさせられるので、自分にとっていらないことをたくさん覚えさせられて、面倒になる。
部活でレギュラーを取りたいのであれば、練習をして技術的に上達するのが良いのか、それとも、体を鍛える方が良いのか考える必要がある。もしかしたら、練習も筋トレもせず、監督に気に入られるように積極的に話しかけるのが近道かもしれない。
目的に向けて努力をするのならば、目的を決め、目的に向けて最短ルートを考えることが、まずあなたがするべき最初の努力である。
目的を決めてひとつづつ進めていくことは意外と面白かったりします。勉強がつまらないと感じたら、ゲーム感覚でクリア目標を決めてやってみるのもいいかもしれません。