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7

 ある旧研究施設内。


 あたしは研究室のひとつで、端末を操作してる。


 大至急、調べないといけないことがある。


「ミーコ! どこだーい!」


 女の声。


 あたしが慌ててる原因は、こいつ。


 ジーナ。


 荒廃した、この世界にごまんといる危ない奴の1人。


 けっこう前に敵対したときから、ひどく恨まれて、ずっと追いかけられてる。


 まあ、あたしからすれば、成り行きでジーナの悪事をくい止めただけなんだけど。


「隠れてないで遊ぼうぜ!」


 よし。


 するべきことは解った。


 保管庫からアンプルを2個、取る。


 腕から1本を注入。


 これでいけるかな。


 隣の部屋のロックを解除。


「見ーつけた!!」


 ジーナが部屋に入ってきた。


 でかくて筋肉質な身体。


 スキンヘッド。


 左目の眼帯。


 全身イレズミ。


 鉄パイプを持ってる。


「弾切れだろ? たっぷり楽しめそうだね」


 あたしは端末を操作。


 そして、隣の部屋に逃げ込む。


 さっきより広い部屋。


 ジーナも追ってきた。


「もう、逃げられないぜ!」


 ジーナは興奮しきった、ヤバい顔してる。


 薬でもキメてるのか?


「お前はボコボコだよ! ボコボコ!」


 襲ってくる鉄パイプ。


 スレスレで、かわす。


 かわす、かわす。


「いつまで、もつかな?」


 ジーナが舌を出す。


 自分が、圧倒的に有利だと思ってるんだね。


 かわす、かわす、かわす。

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