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「あばよ」


 ゴリラの言葉が終わる前に、フラッシュグレネードを転がす。


 強烈な閃光。


 あたしはゴーグルで大丈夫。


「ウオッ!」


 ゴリラの叫び。


 しばらくは、何も見えない。


 素早く近寄って、股間を思い切り蹴りあげてやる。


 うずくまるゴリラ。


 ハンドガンの銃底で後頭部を殴りつけると、動かなくなった。


 お休み、ゴリラ。


 目が覚めたら、あたしは居ない。


 さて。


 武器庫を見回す。


 あった。


 特別な端末。


 ネットワークは死んでも情報は生きてる。


 パスワードが隠されてるはず。


 ゴリラは、あたしを利用してるつもりだったろうけど、あたしも奴らを利用した。


 パスワード…あった。


 武器で使えそうなのを物色。


 施設の入り口に戻った。


 まだ、戦闘の音がする。


 あたしには好都合。


 夜の闇へと脱出。


 奴らにはもう見つからない。


 月明かりが優しい。


 あ、悪い。


 あんたが誰かは知らないけど、自己紹介がまだだね。


 忙しかったから。


 あたしはミーコ。


 よろしく。

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