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 あたしは、サッと扉から離れた。


 足音を殺して階段へ向かう。


 途中から走りだす。


 2階へ駆け上がる。


 部屋に飛び込んで、チェイミーを叩き起こした。


「何? ミーコ?」


 眼をこするチェイミーに、荷物を持たせて部屋を出ようとすると、廊下から誰かの気配がする。


 あたしは引き返して、部屋の窓を開けた。


 窓の真下には、1階部分の屋根がある。


 「何? 何? 何で?」


 パニクってるチェイミーを窓から屋根の上へと押し出す。


 あたしが続こうとしたときに、部屋の扉が開いた。


 横に並んだ2つの青い光。


 あたしも窓から外へ出た。


 チェイミーを急かして、もう1段低くなってる物置の屋根に移動させる。


 ここまでくれば、地面に飛び降りれる。


 あたしは部屋の窓を見上げた。


 真っ暗な窓に、青い2つの光が爛々と輝いてる。


 あたしは少し震えた。


「いくよ、チェイミー!」


「ええ!? わけが分かんないんだけど!?」


 あたしとチェイミーは、そのまま町を出た。


 あたしは自分でも度胸はあると思う。


 でもこれは正直、肝が冷えた。


 あんたも気をつけて。


 隣で笑ってる人は、もしかすると人間じゃないかもしれないから。

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