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補足
この後、ミーコとチェイミーは3つ目のパスワードを探すうちに「ジローとモッキュ」と出会います。
この模様は「ジローとモッキュ」の16~24で語られておりますので、ぜひそちらもよろしくお願いいたします。←せ、宣伝?(笑)
ともあれパスワードを見つけたミーコたちは「ジロモキュ」と別れます。
ジローとモッキュ、そしてメルタックを乗せたバギーが宇宙港へ走っていくのを、あたしとチェイミーは見送った。
小さな町。
あたしの探してたパスワードが隠された「端末」まで1番近いのが、この寂れた町だった。
ジローとモッキュの協力のおかげで、3つめのパスワードは手に入った。
全てのパスワードが揃った。
これで、あの場所に入れる。
あたしたちの部族を皆殺しにして逃げた男…そう、あたしの父親、ヒョウマに、やっと会えるかもしれない。
もしも、奴と会えたなら、この4年間のあたしの苦労が報われる。
死ぬ間際にジジイが言ってた通り、速攻でヒョウマを地獄に叩き落とす。
そして、あたしの復讐の旅は終わる。
チェイミーと2人、どこかで暮らすか。
そうだ。
ジローが言ってた「ザホーン帝国」のこと。
それも気にはなる。
鉱山での戦いで、あたしたちは疲れてた。
とにかく、今はこの町で休養する。
あたしはジローとモッキュの走り去った方向を、いつまでも見てるチェイミーのお尻を叩いて町の宿屋へ向かった。
雨露はしのげるがパッとしない、2階建ての宿屋。
鉱山の情報は、この宿屋のハゲオヤジから聞いた。
あたしたちを見るとカウンターのオヤジが「よお、あんたらか。『端末』は見つかったか?」と声をかけてきた。
あたしはカウンターに寄りかかった。
「ああ」
「そいつは良かったな。また泊まるかい?」
「2日、頼む」
「ああ、いいぜ。前と同じ部屋が空いてる」
オヤジがカウンターに、鍵を置いた。
部屋は2階だ。
「そうそう、耳寄りな情報がある。この近くの古いトーチカに、大量の金塊が」
「興味ない」
あたしの言葉にも、オヤジは諦めなかった。
「そうか、それならこれはどうだ?
元々は刑務所だった建物に、荒くれ共が集まってる。奴らは血も涙も」
「要らない、要らない」
あたしはチェイミーを連れて、2階へと階段を上がった。
ふと、気になった。
あのオヤジ、いやに情報通だな。
何故か、首の後ろがチリチリした。




