表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/30

17

「待ってくれ! 撃つな!」


 アルゴが、わめく。


「ヒョウマを知ってるか?」


 あたしの声は怒りで震えてた。


「ヒョウマ…あ、ああ、知ってる!」


「奴は今、どこに居る?」


「お前、ヒョウマを捜してるのか!? 知ってるとも、教えてやるよ! まずは上がらせてくれ!」


「答えろ!」


「ヒョウマの居場所が知りたいんだろ!? オレは奴のことは、よく知ってる! オレを殺せば奴の居場所は分からなくなる! ハハハ! どうだ、撃てないだろ? そうだ、オレと組まないか? いくらでも、いい思いが出来るぜ!」


 アルゴの薄汚い声と、ハインツの遺体に抱きついて号泣するチェイミーの声が重なる。


「ハインツの娘は売り飛ばしちまえばいい! な、いいアイディ」


 あたしは引き金を引いた。


 眉間に弾をくらったアルゴは穴に落ちた。


 プレス機がギシギシと音を立てる。


 え?


 あたしらしくない?


 そうかな?


 本当のクソ野郎にかける情けは持ってない。


 アルゴには、これがお似合いだった。


 あたしは、そう思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ