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「PS」だ。


 ハインツのより、古い型。


 ヘルメットを被っておらず、短髪の男の頭が丸見え。


 ホログラムで見た顔。


 アルゴだ。


 ロケットランチャーだけじゃなく「PS」まで。


 アルゴを舐めすぎてた。


 アルゴの手には、軍用のハンドガンが握られてる。


 ロケットは、もう無いのか。


 アルゴの顔が、チェイミーの側に向く。


「アルゴ!」


 重傷のハインツが叫んだ。


 アルゴがハインツを見る。


「俺だ! ハインツだ! 仇を討ちに来た!」


「ハインツ? お前か!」


 アルゴが笑いだす。


 あたしは、やっとチェイミーに追いついて、首根っこを掴んだ。


 無理矢理、引きずって鉄屑の陰に隠れる。


 暴れるチェイミーを押さえつけた。


「離して! パパが!」


「分かってる!」


 考えろ、考えろ、あたし。


 どうやって、アルゴに勝つ?


「まさか、女房の仇を討ちに来るとはな! おめでたい奴だぜ! お前も、あの世に送ってやるよ!」


「やってみろ、アルゴ! こっちへ来い!」


 ハインツの動き。


 アルゴから離れる。


「なるほど。オレの注意を引きつけて仲間に撃たせるつもりか。見え見えだぜ、ハインツ!」


 アルゴが、こっちにハンドガンをぶっ放つ。


 牽制だ。


 左手を頭の前に出して、ガードしてる。


 奴の頭以外は、あたしのハンドガンじゃダメージを与えられない。


 アルゴがハインツの方へ進む。


 ハインツは這って逃げる。


 逃げる?


 待てよ、そうか。


 ハインツの狙いは。


 あたしは理解した。

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