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「ジーナって女が、あんたを探してるのに出くわした。そのときにあんたのホログラムを見たんだ。コンピューターに強いとも」
ジーナか。
本当にろくなことがない。
「アルゴのアジトは自動タレットを配備して要塞化されてる。あんたの力を貸して欲しい」
「なるほど。でもそうなると2人はつらくない? タレットが上手く押さえられたとしてもアルゴの手下は? 1人で相手するつもり?」
「ああ。事情があって信用出来る奴としか組みたくない。悪い噂を全く聞かないミーコさん」
それは光栄。
「自分の強さにそんなに自信あるんだ?」
「俺は…実は…パワースーツを持ってる。それを使えば10人くらいは余裕で相手できる」
パワースーツ…通称「PS」は戦前のテクノロジーのひとつだ。
鎧のように着ることで、生身とは比べものにならない防御力を発揮する。
エネルギーパックが必要で、そのうえ、専用の訓練を受けた奴しか使えない。
ハインツの話を鵜呑みにするのは早い。
でも、「PS」が本当なら…イケるかもしれない。
いつ裏切るか分からない有象無象を集めるよりは、少数精鋭の方が成功率は上がる。
「とりあえず『PS』を見せてよ」




