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果てしの無い恋  作者: 鈴木幻山
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〜〜〜はてこい〜〜〜 出張とそして

第十三話

 隣町のショールームに行こうと思った。事実上ココが現場の窓口で、午後から、開発中であるネットワークシステムのチェックをしたいと課長に申し出た。すると、後ろに居た社長が言ってくれた。


「ショウくん、行って来いよ、今日は直帰でいいから、たまには伯父さんトコに会いに行ったらどうだ?」


 電車で数分、窓口の受付嬢はやはり可愛い(笑)。作業はすぐに終わったので、伯父のショップまで遠回りしながら少し歩こうと思った。途中には県下最大の総合病院。お年寄りと子連れしか居ない中、一際目立つ女性が… レイコだ! 場所が場所なので、そのまま通り過ぎようかと思ったら…


「あら!? ショウさんじゃない? どうしたの?」

「いや、出張で。レイコは?」

「親戚が入院してるのよ。今日はどうするの?」


 そのまま伯父のPCショップに向かった。あんなに目を丸くした伯父は見たコトが無い(笑)。会社の状況を話して、今後の方針を相談した。


「システムが古すぎて、どうしようも無いかもしれません。」

「アップグレードは難しいか?」

「今のシステムを調べてなら、一から作り直したいです。」

「気持ちは判るが、オマエ独りじゃ出来ないぞ?」


 完成されたシステムを弄るより、最初からやり直した方が楽だ。恐らく複数のスタッフで製作したシステム、コードの書き方に約束事はあるはずだけれど、それぞれ微妙なクセはある。他人の書いたコードを読むのは苦痛な作業だ。


 それよりもレイコの存在が気になるよう。ボクがコレだけの女性を連れて行ったのは初めてで、色々聞きたそうな顔をしているが、何かを言いかけては黙ってしまう。PCの扱いには長けていても、こういう状況は苦手らしい(笑)。


 外に出て、さて、どうしようかと思ったら、レイコが自分のマンションに誘ってくれた。小さなベッドとサイドテーブル以外に何も無い。夕食には少々早いが、ペペロンチーノと少しのチーズ、そして何ともオシャレでまるで化粧品のようなボトルデザインの赤ワイン「VOGAヴォガ Italiaイタリア Merlotメルロ」が出された、美味い…。


 食欲の後はすぐ性欲か? と言われかねないけれど、我慢できずに抱いた「(シチュエーションが変わると燃えるのだ)」。ベッドに押し倒したのだけれど、レイコとの情事はいつも官能的だ。本当に彼女を好きなんだと思う、愛している…。そして最近ピルを飲み始めたから中に出していいと。


「男の人には判らないと思うけど、オンナも気持ちいいのよ。」


 病院に居た本当の理由はそのせいか? 愛おしかったが、彼女は寝てしまった。起きそうもないので、勝手にクローゼットを開けたら毛布が出てきた。それと、ありったけのコートを被せて玄関に行くと、靴棚の上にキーホルダーがあった。郵便受けに入れ、きっと目覚めたらボクの部屋に帰ってくるだろう。

続く

※公式ブログにて、エピソードについて綴っております。ネタにまつわるお話や、BGM等、ソチラと併せて1つの作品になるかもしれません。「作者マイページ」からどうぞ^^♪

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