お兄ちゃんの語り終わり
さてさて! そんなこんなでお兄ちゃんが愛するキョーダイ全員の紹介が終わりました!
どうだった? どいつもこいつもクセのあるヤツばっかですが、可愛いヤツらばかりだったでしょう?
え? キョーダイに対してそう簡単に『可愛い』とか言うから、世間から引かれるブラコンと思われる?
ブラコンは名誉です。
これ以上なく、名誉です。
え、ブラコン以外のお兄ちゃんの事について知りたい?
十人キョーダイを紹介したけど、その上に位置するお兄ちゃんの事についても紹介してくれないと、キョーダイ全員を紹介したことにならないって?
まあ、お兄ちゃんのことはいいじゃないっすか!
というか自分から自分について語るとか、何それ罰ゲーム? 超恥ずかしいんですけど。
というわけで、お兄ちゃんのことについては無しってことで!
それじゃあ、ここらでお兄ちゃんの話を締め括らせて貰いますけど。
どう? お兄ちゃんのキョーダイ達は可愛かったでしょう?
キョーダイが可愛過ぎるから、お兄ちゃんってばキョーダイのためなら何でもしちゃおうと思ってるんです!
まあ、経済的にそう潤沢してるわけじゃないのでなんでもってわけにはいかないんですけど。
けど、俺はキョーダイを心の底から愛してるんで。
とっても可愛い弟達が幸せに暮らせるなら、なんだってしますよ。
綺麗なことも――――汚いことも。
だから、俺のキョーダイ達に害を及ぼすような事はしないでね。
お兄ちゃんが容赦しないから☆
そんなわけで!
とっても可愛いお兄ちゃんのキョーダイ達のお話でした!
ご清聴ありがとうございました!