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隣の秋月さんは絶対デレない

作者:Studio SASAME
最新エピソード掲載日:2026/03/26
秋月凛。学年一の美少女。クールで完璧、誰もが距離を置く高嶺の花──のはずだった。

「......職員室は、どっち」

放課後の廊下で立ち尽くしていた彼女は、致命的な方向音痴だった。

「......このことは誰にも言わないで」
「言わないけど。秋月って方向音痴なのか?」
「......違う。今日はたまたま」

たまたまじゃなかった。翌日にはLINEが来た。「......体育館」。一言だけ。
俺──藤宮蒼太は、こうして学年一の美少女の迷子係になった。

校舎で迷い、料理をすれば台所を焦土に変え、お化け屋敷では俺の袖を掴んで離さない。弁当のおかずを「一つだけ」と言いながら三つ食べる。野良猫を見つけると足が止まって目が輝く。
完璧なはずの高嶺の花は、俺の前でだけポンコツだった。

「......別に、あなたのためじゃない」
「......たまたま席が近いだけ」
「......義理だから」

彼女の「別に」と「たまたま」と「義理」は、全部嘘だ──と気づくのに、俺はあまりにも時間がかかりすぎた。
隣の席の秋月さん
2026/03/24 07:10
迷子の天才
2026/03/24 17:06
一つだけ
2026/03/26 12:10
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