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20.最後の夏に輝け!

 木枯はニヤリと笑みを浮かべて、自信満々に投じた魔神球は、里村の膝元を抉った。

 右手は天を指し、左足は地を踏みしめ、木枯の体は歓喜の瞬間を現すように踊った。


 センターの金網の後方では、黒ずくめの一人の男が、外したサングラスを木の枝にぶら下げて、里村の打撃を最後まで見ることなく、アラカシの木の下に影を脱ぎ捨て歩き出した。

 これから起こる出来事を知ってでもいるかのように、一度もグランドを振り返ることなく、そのまま人の群れから消えていった。

 木の枝のサングラスが雨粒に濡れながら、熱戦弾けるグランドを映していた。

 その時、里村のバットから発せられた乾いた金属音は、スタンドの悲鳴とどよめきを伴って雨空を縦断していった。

 東塔学園のセンターが水しぶきをたてて背走する。

 水しぶきの音が嗚咽とともに静まった時、アラカシの木の枝のサングラスを揺らして白いボールが過ぎっていった。

 ボールは太い枝に当たってから地面に落ち、木の下のクルミまで転がった。


 里村は手に残る感触を確かめながら、一塁を全速で回っていた。二塁を回りきったところで、それがホームランとわかった。スタンドの大豪高校応援団が歓喜する中、里村は決して喜びを表面に現さず、足を緩めることなく三塁を回りホームベースへ帰ってきた。

 本当は飛び跳ねるほど嬉しかったし、格好良くガッツポーズもしたかった。ただ、鉛色の雲からは降り出した霧雨に濡れて聞こえる東塔学園の応援団の絶唱や、選手の無念を思うと、それができなかった。


 木枯龍馬はマウンドで膝を折りながら、なにが起こったのかもわからず、こう呟いたに違いない。

「何であんな奴に……」

 不思議な巡りあわせだった。

 あの時と同じところにストレートがきて、あの時と同じスイングをした里村が、金網のフェンスを遙かに越えるホームランを打った。

 ただそれだけだった。

 これは木枯龍之介と里村幸次郎、その息子達の確執に決着をつける一打でもあった。

 

 ベンチに里村が帰ってくると、ベンチ前で待ちかまえていた選手たちが、一気に喜びを爆発させた。

 里村は手荒い祝福が終わると、投球練習を止めて、バットを手にした吉村に近づいた。

 別に何も言う事は無かった。

 ただ、目と目が合っただけだ。

 吉村はスコアーボードに、くっきりと光る1点を目の中に留めて、バッターバックスに向かっていた。

 

 ベンチに戻った里村に神崎監督が手を叩きながら言った。

「最後までいけるか」

 監督の言葉の意味を、吉村のピッチング練習を見るまでもなく「最後は俺がクローザーだ」と言った吉村の言葉を思い出すまでもなく理解できた。

「吉村がピッチング練習をしているのを見たのですが、最後は吉村に任せてもいいですか」

 里村はバッターボックスの吉村に視線を送ってから言った。

 神崎監督は里村の頭をぽんと叩いてから、独り言のようにつぶやいた。

「俺は考えたら幸運な男だ。お前らのような選手と最後の夏を戦えるのだから……」

「最後の夏?」

「気にするな。俺に最後の夏はない。大豪高校は小さなエース里村と吉村隼人の二枚看板だ! 最後の一イニングは投げさせてほしいと、吉村自らが志願してきた。最後は吉村で締める」

 それを聞いた里村は、内心ほっとしていた。

 八回まで0点に抑えていたけど、いつ打たれるか恐くて仕方が無かったのだ。


 大豪高校が里村のホームランで一点をもぎ取ったのは奇跡だ。奇跡を完結させるためには九回裏を守りきらなければならない。それが困難を伴う作業であることは、過去に行われた幾多の試合を持ち出さなくても想像がつく。ただ、9回の裏を守り切れば、優勝候補筆頭の東塔学園に勝利できるのも事実だ。夢の中だけで描くことが許された一枚の未完成の絵が、スタンドの観衆の目の前に突如突きつけられた。それを完成させるために、大豪高校のエース吉村隼人が里村に変わってマウンドに上がる。


 九回の表、吉村は凡打に倒れると、九回裏、守備についた大豪高校の投手が変わるアナウンスが球場内に響いた。

「ピッチャー吉村くん、背番号1番」とアナウンスされた時、異常などよめきと微かなため息と、悲鳴にも似た歓声が球場内を駆け巡った。


 球場の外でそのアナウンスを聞いた飯田英子は驚いたように目を見開き、その足はフェンスに群がる人ごみに向かっていた。

「英子! どこへいくの? 桑原君見に行かないの……」

「あいつが投げるのよ」

「えっ、吉村君が投げるの」

 飯田英子は友人の手を引いて、人ごみの中にまぎれた。

「ちょっと、どいて、どいてよ!」

 飯田英子の勢いに場外フェンスの金網でたむろしている人々は、触らぬ神に祟りなしとばかり道を開けた。人いきれの中を掻き分けて、一番前にたどり着いた飯田英子は、金網に張り付くようにしてグランドを見た。その目はスコアボードに流れ、黒い瞳に大豪高校の1点が焼きついた。

「これって、どういうこと」

 野球を知らない友人が言った。

「大豪高校が勝ってるのよ!」

 飯田英子の大きな声に反応するように、周りを囲む人々の口から、様々な言葉が飛び交った。それは驚嘆の声であり、悲鳴にも似た嘆きだった。

 しかし、飯田英子には、最早なにも聞こえていない。マウンドに立つ吉村隼人の勇士を目に焼きつけて、急に激しくなった鼓動を、友人の手を強く握ることで静めた。

「あいつが投げるんだ」

 握った手に力を入れた。

「痛いよ。英子」

 友人は手の痛みを、英子の喜びの大きさとして我慢した

「あいつが投げる。もう誰にもガラスのエースなんて言わせないわ!」



 吉村は投球練習をしながら、医者の手のひらに流れる血の色とともに、吉村に伝えた言葉を思い出していた。

「一イニングなら許そう、いや、15球だ」

 吉村隼人はニヤリと笑って、ポケットに入っているお守りを手探ると、どこかで応援している飯田英子に、エースとはどういうものかを見せてやろうと、マウンドの上で武者震いをした。


 あと一回だ。

 里村は祈っていた。

 きっと、昨日徹夜で作った勝利の千羽鶴の前で、ベンチに入れなかったマネージャーの片山緑の分まで必死に祈っていた。

 片山緑は出発直前、突然の発熱で、そのまま病院に入院していた。

(今、この試合を片山さんは知っているだろうか?) 


 その時、片山緑は病院のベッドの上で目を開けていた。

 最後の夏に向かう気持ちは選手もマネージャーも同じだった。

 気持ちが高ぶり、極度の疲労と、興奮状態が続き、不規則な食生活などが重なった結果、当日になって高熱で倒れてしまったのだ。

 医者の診断は急性マイコプラズマ肺炎だった。しばらくの自宅療養が必要と言われた。

 片山緑はそれまでも、幼稚園の運動会で練習した踊りが体調不良で踊れなかったり、楽しみにしていた小学校のスキー旅行の前日に急に発熱して行けなかったりした経験があった。

 片山緑は大切な時に何故、体調を崩すのだろうと、切ない気持ちに枕が濡れた。

 その時、ドアが開いて母が病室に入ってきた。

「大豪と東塔の試合は、8回まで0対0だって」

「えっ、本当! 8回まで0対0なの。ああ、球場に行きたい。試合を見に行きたいわ」

「試合を見てる友達に、時々電話で状況を教えてくれるように言ってあるから、また連絡があるわ」

「東塔学園に一点も取られてないんだ。誰が投げているの? 東塔を0点に抑えているピッチャーって誰? 吉村君?」

「私は詳しくは聞いてないから、良く知らないのよ。今度、電話があったら詳しく聞いてみるわ」

 その時、片山緑は里村が投げていたとは想像すらしていなかった。

 必勝お守りを里村に渡す時「マウンドに立てたらいいね」そう言って渡したからだ。

「一球でもいいんだ」

 里村も自分の気持ちを正直に伝えていた。

 8回まで0対0の試合は、少なくとも片山緑が考える、投手里村が投げる状況にはなかった。

「里村君は、まだ投げさせてもらってないのかしら」

「でも、東塔学園って優勝候補なんでしょう。凄いじゃない」

「何でこんな日に限って、熱出して、肺炎なんかになっちゃたんだろう。私は……」

 片山緑はベッドの上で悔しそうに唇を噛んだ。

「あんたは、幼稚園の運動会でも、熱だしたし」

「それは言わない」

 片山緑は試合経過を気にしつつも、体の痛みとだるさと薬のせいで、いつの間にかベッドの上で目を閉じていた。

 母が病室から出て待合室で休んでいると、母の携帯の着信音が鳴った。

 電話の向こうからは興奮した声で、大豪高校が九回表、里村のホームランで一点取って、最終回は吉村が投げている。そんな内容の電話だった。

 緑は寝ているだろうと思いつつも、電話の内容を伝えようと、母は緑の病室に戻っていった。ドアを開けると緑はベットの上で背中を向けていた。

「大豪高校が一点取ったって……」

 緑にとってこの上もない喜びの知らせも、片山緑には聞こえていなかった。母が思った通り、その時、緑は再び深い眠りの中に身を任せていたからだ。

「この子は大事な時になると、いつも、こうなんだから」

 母は眠る娘の、少しだけ熱い手に、そっと自分の手を置いた。


 東塔学園は二番からの攻撃だ。一人でもランナーを出せば五番の大浦大輔まで回る。

 大浦は中学時代の吉村とバッテリーを組んだ仲だった。そして同じように東塔学園に進むはずだったが、何故か吉村には東塔から連絡が無く、大浦だけが東塔学園に進んだいきさつがあった。

 吉村がマウンドをならしている時、一人の選手の交代が告げられた。

 キャッチャの近沢がベンチに下がり、プロテクターをつけ、マスクをした田代が元気に飛び出してきた。

 田代はタイムを取って、吉村に近づいていった。

「吉村、試合前はすまなかった」

「気にするな。指は大丈夫か?」

「お前が投げるのに俺が休んでどうする。お前のボールを受けられるのは俺だけだ」

「よく言うぜ。十五球で決める」

「真っ直ぐでいくぞ」

「望むところだ」

 田代はホームベースに戻っていった。

 田代の負傷した右手の小指は、包帯越しから分かるくらい腫れていた。骨にひびが入っているのは明白だった。

 

 東塔学園の大応援団が声を嗄らして、必死に声援をおくっていた。

 雨はほとんど気にならない。

 東塔学園の攻撃は二番から始まる。

 二番バッターは監督から耳打ちされて右のバッターボックスに入った。

 なんとかしなければ。

 バットスイングを二、三度してから、気合十分吉村に対する。目は血走り、鋭く釣りあがった眉毛が震えている。

 田代は両手を大きく広げてから、ゆっくり腰を落とし、吉村の快速球を楽しむようにグラブを構えた。吉村は田代のグラブの下から見えるサインを確認すると小さく頷いた。

 サインは真っ直ぐ。

 吉村隼人は自信のストレートを、田代のグラブめがけて投げるだけだ。

 吉村の初球は、田代が構えた外角低めに、快速球が小気味いい音を響かせると、二球目も同じところに会心のストレートがコントロールされた。

 バッターは吉村の投球のタイミングを外そうと、タイムを取って後ろポケットの滑り止めを手につけた。さらに吉村の速球に負けないように、バットのグリップを短く握り直した。

 そんなことなど知らぬが仏、三球目は内角低めに、目にも止まらぬストレートが風を切り裂いて突き刺さっていた。

 バッターはバットをピクリとも動かすことなく、恐れ入ったとばかりに天を仰いだ。

 絵に描いたような三球三振だった。

(俺は一球たりとも無駄には出来ないんだ)

 少しは強くなった吉村の心が、そう叫んでいた。吉村は医者から15球の許可を得た。

 田代に15球で勝負と伝えたとき、今までに経験したことのない高揚感が、体中の筋肉に力を与えるのを感じた。

 寄り道は出来ない。

 木枯龍馬が出てきても、それは変わらない。

 東塔学園が木枯龍馬をスカウトしたから、吉村隼人を取らなかった理由だと言う人がいた。

 吉村にとって、そんなことは、どうでもいい事だった。

 誰が悪いのでもない。

 自分に力が無かっただけなのだ。そう思えるようになったのは、つい最近の事だ。

 詳細に言えば、里村が八回を投げ終わった、その時だった。


 吉村はストレートを二球続け、ボールはホームベースの端を掠め、唖然と見送る木枯の膝元を抉っていた。

 木枯龍馬が鬼の形相で仁王立ちし、吉村が三球目を投げるのを待っていた。

 吉村は間髪入れず3球目を投げた。吉村の全身全霊のこもったストレートは糸を引くように木枯龍馬の内角を衝いた。

 鬼がニヤリとした。

 木枯龍馬は、そこにボールがくるのを待っていたのだ。目がキラリと光を放ち、鋭く振りぬかれたバットは紛れなくボールのど真ん中を打ち砕くかに見えた。しかし東塔応援団の大歓声に飲み込まれたように、木枯のバットからは快音は響かなかった。僅かにバットにかすっただけで大歓声の波を漂うように、空を切っていた。

 吉村の気迫のボールは、木枯龍馬の心の中に大きな風穴を開けた。

 雨空を仰ぐ木枯龍馬は空を睨み、バットを地面に叩きつけた絶唱は、雷鳴となってグランドに砕けた。


 そして、あと一人になった。

 悲鳴ともつかない東塔学園の声援が、一段とヒートアップすると、数万の祈りにも似た眼差しとともに投打の要である、快速の貴公子、スーパースターの桑原学に注がれた。

 四番バッターの桑原は大振りせずに、里村からはヒットを一本打っていた。

 強弱あわせ持つ、弱点の少ない好打者だった。


 吉村隼人は桑原の登場でスタンドが騒然とする中、あと一人がスーパースター桑原であることに感謝し、気持ちを引き締めた。これまでなら、あたふたと逃げ出したであろう強打者を前にして、吉村の心臓は動機を早め、高まりは喉にまで押し寄せた。瞬時、吐きそうになったが、喉に力を入れて押しとどめると、ここで打たれたら里村に会わせる顔がないと、血がにじむほど唇を噛んだ。


(俺は一球もおろそかに出来ない。一番自信のある球を田代が構えたミットに投げるしかないんだ!)

 吉村はつぶやき続けた。

「打てるもんなら打ってみろ!」

 力がなければ打たれる。力があれば抑えられる。里村が抑えたのなら、俺は曲がりなりにも背番号一番を背負ったエースだ。抑えられないはずがない。

 信念の投球だった。

 吉村が桑原へ投じた初球はストレートが外角ギリギリをよぎると、続けざま、内角低目に風を切り裂いて真っ直ぐが来た。

 桑原の足が動きバットは電光石火、振りぬかれた。しかし、ボールは田代のグラブで地響きをたてていた。

 里村との約束だ。

「最後は俺がクローザーだ」と。

 ここで打たれるわけにはいかないんだ。

 一球たりとも無駄にはしない気持ちは、吉村隼人の唇から流れる血が表現していた。

 神崎監督は吉村の投球を見て、背中が震える思いだった。

「俺の目は狂ってはいなかった。あの球を誰が打てると言うのだ」

 それは神崎監督の祈りといえた。

 桑原に三球目を投げる前に、ネクストバッターズボックスの大浦大輔と目が合った。

 中学時代コンビを組んだ友であった。結果、吉村の集中力が、わずかに乱れ、閃光を道ずれにした矢のような球が、やや真ん中よりに流れた。

 桑原はこれを強振せず軽く当てた。

 ボールはハーフライナーとなって、ショートの後ろにポトリと落ちた。


 ツーアウトからの桑原の出塁に、東塔学園の応援団の拍手が耳をつんざいた。

 桑原のヒットに手を叩きながら、バッターボックスに大浦大輔がゆっくりと歩いていく。

 吉村は帽子に手をやって内野を見回してから、白いホームベースを見た。

 バットを構える大浦大輔が、吉村にはやけに大きく見える。

「大輔。大した選手になったな」

 吉村はマウンド上でボールを二度三度握りなおしてから、大浦に投げた初球のストレートは外角に大きく外れた。さらに、二球目も高めに外れ、三球目も外角に大きく外れた。

 スリーボールナッシング。

 大浦は小首をかしげながら、マウンドの吉村隼人を見た。

(俺には残り三球ある。スリーボールは友人としての贈り物さ)

 吉村の目が光を放つと、セットポジションから火を吐くようなストレートが大浦の内角を抉る。

 審判の手があがった。

 吉村は田代からボールを受け取ると間髪いれずに、ど真ん中にボールは突き刺さっていた。

 大浦は体を後ろにそらしてから大きく口を開けた。ノースリーになって気持ちが消極的になっていた自分を悔やんだ。

 吉村は悔しそうに天を仰いだ大浦大輔を見てつぶやいた。

「あと一球だ」

 吉村はこれが最後の一球だと、手の中のボールを眺めた。

「大輔、覚えているか、勝負は真っ直ぐと言ったろう」

 目でファーストをけん制して、全身全霊のストレートを田代が構えるど真ん中へ投げ入れた。

 大浦大輔のバットが振り出された。


 気がつかなかったが、その時は小雨が間断なく降り注いでいた。

 雨をはじき、白いボールが金属音を残して高く遠く飛んでゆく。

 白い雲が白球の行くへを隠し、センターがバックする足音だけが聞こえる。

 どよめきと静寂。

 水しぶきを蹴立ててセンターがバックする。

 フェンスに背中がついた。

 そしてグラブを突き出し、白いボールめがけてジャンプした。

 それを吉村は半身になって目だけで追っていた。表情には笑顔があった。

 里村もベンチで白球の行方を追った。

 もう打球の行方はどうでも良かった。

 どこへ飛んでいこうと、そんなことは、どうでも良かったのだ。

 里村も笑っていた。

  

 その時、病室の窓に大粒の雨粒が一粒はじけた。

 それに驚いたわけではないだろうが、片山緑はつぶらな目を開けていた。

 横にはまどろむ母がいて、窓には雨粒が流れていった。

 時が止まったように静かな空間だった。

 母の手の中の携帯だけが、いつ終わるともなく振動を繰り返していた。

 たくさんの人に読んでいただき有難うございました。

 誤字脱字も多く読みにくかったと思いますが、何とか最後までこれました。

 外では、ツクツクボウシがうるさく泣いていてます。

 失礼。

 鳴いています。

 これで私の2009年の夏も終わりました。

 

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