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改史 大戦  作者: BT/H
54/83

第5章 第1次世界戦争編 E-0005 追撃の失態

 少なめです。すぐに更新があるので許してください許してください

 1914年8月14日 クリスマス島 大日本帝国海軍第1南洋艦隊本隊

(旧第2艦隊 分艦隊本隊)

「糞!!間に合わなかったか」

 ドイツ東洋艦隊追撃のために第2艦隊から抽出された艦隊は正式に別艦隊として一時独立。第1南洋艦隊と呼ばれるようになった。そして、この艦隊は航続距離に余裕がない船を切り離し、最大速力でクリスマス島に到達した。

「追撃は可能か!!」

「燃料不足です。」

いくら燃料に余裕のある大型艦でも速力を上げれば燃費が悪化する。

「糞…だが第2南洋艦隊の作戦行動は問題なくなった。何せここから東側にしか敵主力艦艇はいないのだからな。」

 そしてドイツの植民地である南洋諸島制圧のため日本にある4つの艦隊から戦力を抽出編成されたのが第2南洋艦隊である。

 第二南洋艦隊の編成は



 第1艦隊所属

工作艦 壱岐、関東丸


 第2艦隊所属

 第5戦隊(巡洋戦艦群)

鞍馬、伊吹、筑波、生駒


第3艦隊所属

 第7戦隊(旧ロシア艦)

肥前、阿蘇、幌登、伊皿


 訓練艦隊

 第4戦隊(前ド級戦艦群)

香取、鹿島、敷島、朝日


 他兵員輸送船



 なお本来、ほかにも所属予定艦艇がいたが、こちらは青島から脱出した防護巡洋艦エムデンの追撃に参加している。この艦隊は第1南方艦隊と呼称されている。


「第2艦隊の戦闘艦艇の多くは単艦で東洋艦隊と相手どれる。取れない艦艇もいるがそれらは相互支援できる距離で運用する計画とのことです。」

「だけじゃないぞ。皆旧式艦艇だ。勝てれば幸い。負ければ白旗・乗員脱出・自沈の流れだ。そうなっても惜しくない旧式艦艇それが第2南洋艦隊だ。」

「むごいことです。まるで捨て駒だ。」

「投降が許されているのだ。100%死ぬ捨て駒よりましだ。そして犬死よりもな」

 第1南洋艦隊は切り離した艦艇の合流に2日を要し、それらの艦艇への補給のためにさらに2日。出港は18日朝となった。


 1914年8月19日サモア沖 ドイツ軍東洋艦隊本隊

「湾内に協商側艦艇の存在を見ず。」

「そうか…ドイツ系住民を殺傷する恐れがある。砲撃は中止。次の目標に向かう。定時連絡はあるか」

「異常ありません。」

「ならば問題ない」

 艦隊はサモアを離れる。22日暗号電を受け取ったシュペー提督はにやりと笑った。


 1914年8月20日 大日本帝国海軍第1南洋艦隊

「前方に英国旗を掲げる貨物船を確認。艦名インフレキシブルです。」

「発火信号。ドイツ艦隊の情報を聞け。」

 しばらくして返答が来る。

「ドイツ艦隊とすれ違っている報告はありません。」

「英国船籍です。独艦隊に発見されていれば撃沈されていることでしょう。目標は南米とのことです。」

「それにしては進路がずれているな。この辺はフランスの植民地が多い。それならフランス船籍だし、そもそも

植民地への生活物資輸送ならば多くの場合、豪州から輸送するだろう。」

「仮装巡洋艦ですか?」

「かもしれん。砲を向け、確実を期すために臨検隊を送れ。」

 しかし、報告は無害ときた。乗っていた物資は少量の石炭多くをすでに降ろした後とのことだった。

ドイツ艦隊のことを教えてやれ。」

 しばらくすると返答が来る。

「16ノット出せるなら随伴を許可する。わが艦隊はドイツ東洋艦隊追撃作戦中。石炭は少しでもほしいし、」

 しばらくして随伴するとの返事が来る。それが艦隊の運命を大きく変えるとも知らずに

 

 1914年8月22日 仏領マルキーズ島 大日本帝国海軍第1南洋艦隊

 第1南洋艦隊は仏領マルキース島に入港した。

「フランスからは独東洋艦隊の情報はありません。」

「彼らも石炭を補給する必要があります。どこかの島に停泊して補給作業をしていると思われます。そこを襲撃すれば…」

「どこにいるかわからん。艦隊をどう襲撃するのだ?我々がすべきことはドレーク海峡の封鎖だ。直ちに補給を実施。次の補給地のイースター島に進路をとれ。」

「…了解。」


 しかし、それは裏切られる。


 出港直前フランス領タヒチ島から入電した。『ドイツ艦隊現る』

 直後、通信は途絶した。


本年度最後の更新です。よいお年を

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