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第一章会議

[]で囲っているのは二つ名です

一つの玉座に七つの席がある部屋でそれは行われていた。

資格のないものがその部屋にいれば、一瞬で命を落とすであろう程その部屋の中は魔力やその部屋にいる者たちの圧に満ちていた。


『おい!なぜ憤怒ふんぬ嫉妬しっとは来やがらねぇどういうつもりだ!』

バン!!!!!!!

攻撃的な雰囲気を纏う(まと)赤髪の男はそう言って机をたたく。残念なことに机を心配するものはだれ一人としていなかった。


『静かにしないか強欲ごうよく!我らが王の御前だぞ!すみません王、会議の後きつく言っておきますので』

見るからに強者であろう男が王と呼ばれる男に、ペコペコしている。ただその行動に疑問を持つどころか当たり前の行動になっていることから王の凄さがうかがえる。



強欲『ふん、こんなんじゃ我らが王は怒らねぇよ。傲慢は堅苦しすぎるんだよ』

傲慢『お前のその態度がおかしいのだ!いくら魔王の一人とはいえあまり舐めたことを言うとその息の根止めるぞ!』


『もうよい傲慢よ、強欲の態度については我は気にしておらん。憤怒と嫉妬は治めている領地におる。あの二人は種族を束ねるものだ、会議には出席しなくてよい、必要があれば呼び出す』


傲慢『しかし王よ!


その瞬間部屋に死が満ちた。正確に言えば王以外の部屋にいる者達全員が死を意識した。

それほどまでに王と呼ばれるものの放った圧は圧倒的で理不尽な力を秘めていた。


王を除くその場にいる者たちは、体を小刻みに揺らし今にもこの部屋から逃げ出したいという欲求に耐えていた。汗が額から滴り落ち体を揺らすそのものたちは先程雰囲気とは程遠い小動物のようだった。


『我に二度言わすか、覚悟はあるのだろうな?傲慢よ』

傲慢『す、すみませんわが王よ』


『強欲よ命令についてはどうなっておる?』

強欲『転移できるよう伯爵はくしゃく級を使ってみてはいるが、門を作ろうにもあの男が大半を吸ってしまいやがるからまだ時間がかかりそうだ』


『そうか、あの男を殺すためにはそれぐらいの労力は必要だ。あの大陸そしてあの魔女が貼る結界の中に行くのは容易ではない。時間はかけてもよい[罪氷]と[使血]を連れていけ』

強欲『あんな雑魚いるか?まだ完全ではないとはいえ覚醒かくせいした俺の力なら余裕だろ』


あなどるな、もたもたしてると[剣神]が来る。そしたらあの男を殺すことはできても体の回収は難しくなる。それだけはあってはならんのだ。』


強欲『分かった、準備が出来次第命令を遂行する』





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