序章
この作品が初めて描く作品なので、いろいろ設定や文章がおかしいと思いますが、もし良ければ読んでいただけると幸いです。
投稿ペースは決まっていません。
「ふぁぁぁぁぁぁやっと授業終わったー」
周りにいるクラスメイト達の声に紛れて 喰 響 (くい ひびき)は喜びをあらわにする。これでもかと背伸びをしている。だがそんなリラックスした様子もつかの間すぐさまバッグを抱えて教室を後にする。廊下を駆け足で進む響きの目には無機質な学校とは違う何かが映っているようだ
早く帰ってゲームがしたいという響であったが、残念なことに信号につかまってしまう。信号に響の思いは届かなかったようだ。
「信号で待つ時間って意識したとたん長く感じるよなー 人生の中で信号待ちで待つ時間ってどれくらいなんだろ。 案外シャレにならない時間だったりして」
くだらないことを考えながらも周りの風景を見て退屈を紛らわす。視界に移るのは何回も見た建物群
や響にとってのモブキャラだけのはずだった。
走る子供
ボール
横断歩道
車
どれか一つでも欠けていれば響も特に驚きはしなかった。この子供にとっては運が悪いとしか言いようがない。
考える暇もなく響は無我夢中で横断歩道に身を投げた。
「危ない!」
ドン!
体に強い衝撃を受け、子供の無事を確認することもなく響の人生は幕を閉じた。
響は自分を犠牲にし目の前の状況を変えようとした。これから起こる奇跡に仮に理由をつけるとしたら響が己を顧みず子供を助けようとしたからであろう。
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「ん、、」
眠りが解け朝を迎えたように自然と体に芯が通る。いつもの朝と違うのは自分のいる場所が真っ白で壁もなく天井もない場所にいるというところだ。
「俺、まだ生きてる?」
目線を下にやり手を握ったり開いたりして状況を確認する。そこにあるのはいつも通りに動く手。
『いいえ残念ながら死んでいます』
「え?」
突然聞こえた声とそしてその内容に戸惑いを隠せない響。
声のする方へ振り返ってみてみると、この世のものとは思えない精巧な人形のような女性がそこにはいた。
『あ、自己紹介がまだでしたね、わたくし神でニルヴァーナと申します。』
「あのー自己紹介よりもさっき言っていたことをもう一回行言ってほしいんですけど」
『あなたは死にました』
残酷なその一言に思考が停止してしまう響
「そうですか、、、」
『少し頭お借りしますね』』
「は?」
(この女は何を言っているんだ てか神様とか言ってたけど神様なら俺の気持ちぐらい察しろよ こっちは死んだん、、、)
目の前の女に毒づく響であったが途中で言葉を終えてしまう。
「なんだこれ、、、」
突然視界に剣を使いモンスターと戦っている男性と魔法のようなものを放っている女性が映り始める。それはアニメとは違い紛れもない現実であった。なぜこれが現実だと感じるのかということに疑問を持たず、響は視界に移る憧れの状況に胸を躍らせる。
『理解していただおいたようですね、そして驚かれるとは思いますが響さんには私が管理する世界
に転生していただきたいのです。この世界では魔物などもいて安全ではありませんのし、死ぬときも安らかに死ねる保証はありません。なので拒否されてもかまいません。』
「魔法は!?魔法はあるんですよね?」
異世界転生や魔法、特殊能力ににあこがれる子供の一人であったがゆえに言葉遣いを意識することも忘れて質問を投げかける。先ほどまでの落ち込んだ様子は魔法で吹き飛んだようだ。
『もちろんです、どうしますか?転生されますか?』
「はい!転生させてください!お願いします!」
必死に頭を縦に振り全力で了承のサインを体で表している響。
『ではまず今からあなたに決めていただくことをお教えします。
それは職業、これはあなたが生きていくには欠かせないものです。伝説の職業に就いて無双するもよし。生産系の職業に就いて穏やかに過ごすもよし。ただこの世界では職業と称号が両方備わって真の強者と呼ばれる世界なので、職業だけ強くてもあまり無双はできないのでお気を付けください。』
「分かりました、魔法を使える剣士職ってありますか?後、称号はもらえたりしますか?」
『魔法も使えて、唯一魔法剣が使える職業の’’剣魔’’という職業があります。称号は選べませんが干渉して最初に得られる称号を比較的強力なやつにすることはできるかもしれません。』
「じゃあそれでお願いします!もう転生できますか?」
『え、ほかに説明は聞かないんですか?』
さすがの女神も驚くほどの速さで話が進むので、女神から話を持ち掛けたにもかかわらずとっさに聞いてしまった。
「大丈夫です!」
『了解しました。響さんの新たな人生が良いものになるよう祈っております』
この言葉を最後に響の意識はゆっくりと消えていった。




