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子どもに聞かせる怖い話  作者: フリッツァー
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静かなひと

夜、眠らないで遊んでいると、後ろからフッと視線を感じる。振り返ると、ドアの隙間の影から、じーっとこっちを見ている人がいる。


ただの通りすがりの妖精ならそのままでいい。だけどそれが「静かなひと」だったなら、とても注意しておかなければいけないよ。


静かなひとは、話しかけても全く喋らない。ただ、じーっと見つめてくる。そして、ずっと見つめられ続けると、だんだん自分も静かになって、そのうち同じような「静かなひと」になってしまうんだ。


静かなひとが喋れるのかどうか、昼はどうしているのか、実のところ全くわかっていない。だけど、パパやママと一緒にいられなくなってしまうから、やっぱり静かなひとと出会わないように、夜は早めに眠ったほうがいいよ。


それじゃ、おやすみなさい。

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静かな人になる怖いね
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