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子どもに聞かせる怖い話  作者: フリッツァー
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ないないばあさん

夜中になると、部屋の中では、「ないないばあさん」がウロウロしだすんだ。ないないばあさんは、いつも何かを探している。「ない、ない、どこにもない」と言っては、部屋の中を歩き回る。


実は、ないないばあさんは、もうとっても年寄りなので、目が見えないんだろうね。だから、いつまでたっても探し物が見つからない。


ないないばあさんが来たら、絶対に目を開けてはいけない。静かに眠ったフリをするしかない。もし目を開けたら大変だ。


「あったぁ!」


と。

ないないばあさんは、見えない目の代わりに、新しい目を探していたんだね。


ないないばあさんに見つからないように、早く眠ったフリをしておこうね。

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