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「ぅ、うう、痛っ」


 僕は身体中に感じる激痛で目覚めた。


 ――ぐっ、か、身体が、すごく痛ぃ……


 上体を動かそうとするがピクリとも動かない。いや、身体だけじゃない、腕の一本どころか指一本動かすことができなかった。


 ――何で、だ……


 何かを思い出せそうだけど思い出せない。僕は空間把握のスキルを使い自分の状況を確認しようとしたが、これも上手く使えない。


 ――こんなこと初めてだ……


 僕は困惑し、途方にくれていると――


「「ルシール」」


 近くでフレイとアルテらしき声が聞こえた。


「その声は……フレイとアルテか?」


 今の僕は、なぜかスキルが使えないので、二人の姿を捉えることができないが、ものの数秒ほどで僕の傍に彼女たちの気配をふわっと感じた。


「ルシール私たちが分かる? ここは安全部屋っちゃよ」


「ルシールのバカ、心配した」


 ――んん??


 彼女たちの気配がやけに近く感じるけど、ただ、二人から聞こえるその声が今にも泣きそうな声で、それがどうしてなのか理解できない僕はますます困惑してしまった。


「えっ、と……」


 何か言葉を発しないと気まずくなるのでは、とは思い言葉を探すけど、その言葉がなかなか出てこない。すると――


 ――ぇ?


 いつの間にか僕の両手が彼女らに握られている。が、それにも違和感があった。


「あれ僕の手……?」


「ルシールの手が何か? ああ、今のルシールは包帯、巻き巻きっちゃからよ」


「ん、シャルロッテさんと三人で巻いた」


 ――シャルさん? 包帯? 三人? っ!? そうだよっ。


 僕はそこですべてを思い出した。


 ――そうだ、僕はアイツに……諦めたところにシャルさんの声が聞こえたんだ。

 そっか、僕が生きてるってことはきっとあの後シャルさんが助けてくれたんだ……


「よかった、二人とも無事だったんだね。それで……シャルさんは?」


「「……」」


「?」


 なぜか二人が急に口を閉じ無言になった。


「ねぇ、フレイ? アルテ? 聞いてる?」


 けど、言葉はないが、彼女たちから手を引かれそのまま僕の片方の手をそれぞれ抱き抱えられたような、絶対にあり得ない不思議な感覚がある。


「「……」」


 ――はは、まあ、それはないよね……


 彼女たちから返事が返ってこないため、まったく状況が分からないけど、空間把握も使えないから安全部屋の状況も分からない。


 ――さて……


 僕がどうしようかと思い悩んでいると――


「ルシール」


「え、シャルさん」


 シャルさんの声がすぐ傍で聞こえた。


「ルシールは酷いわね。せっかく膝枕をしてあげてるのに。ぜんぜん気づいていないなんて」


「えっ、シャルさんが膝枕? 僕に? えっ、え!?」


 言われて見ればシャルさんの香りと、後頭部が柔らかいような感じがするような気がする。それに、フレイとアルテに握られているはずの両腕にも何か柔らかいものが当たっている気がしてならない。


 実際、ルシールの知らぬところでは勿体ない状況にはなっている。両腕はフレイとアルテの柔らかな胸に抱き抱えてられ、後頭部はシャルの柔らかな太ももに挟まれてあつく介抱されていたのだ。


 ――うう、何、何がどうなってるの? 誰か教えて……


 思わず涙が出そうなっていると、僕の目の辺りにスーッと温かいな手が置かれた。


 ――ん?


「そうだったわね。今、ルシールは視覚が無いのよね。フレイから聞いているわよ」


「あ、はい……」


「そんな気まずそうに返事しなくてもいいわよ。まあ、それだけじゃないみたいだけど。

 はぁ、全くあなたは……無茶ばかりするんだから。私があと少し遅れていたらこうして話もできてなかったのよ」


 ――うっ、確かにそうだ。今回はシャルさんが来てくれたから助かっただけ……

 フレイも、アルテも、僕も……たまたま運が良かった。


 先ほどの情けない戦闘を思い出し、気持ちが沈みそうになるが、今は助けてくれたシャルさんに、お礼を伝えるべきだと思った。


「すみません、本当に危ないところでした。シャルさん、ありがとうございます」


「べ、別にお礼はいいのよ。でも、今度からもっと自分を大事にしなさいってこと、わかった?」


 ――って、痛い。シャルさん、口調は優しいけど、前髪引っ張ってません? もしかして怒ってるんですか? 怒ってるんですね……


 いや、実はシャルは照れていた。けどルシールにはわからない。


「は、はい。分かりました、気をつけます」


 なんで、謝ったのに、今度は後頭部の方も引っ張られている気がする。すごく痛い。ぶちぶちと髪の毛が数本抜ける音がした。


 ――こ、このままじゃハゲる……


 抵抗できない身体がもどかしい。僕がシャルさんにやめてほしいと伝えるべきか迷っていると――


「ルシールっ。私もフレイに今さっき聞いたっちゃ。目が見えてなかったこと、ほんと酷いっちゃよ。もう」


 今度はアルテが、珍しく僕の脇腹をツンツンとつついてくる。アルテがこんなちょっかいを出してくなんて珍しい、ってことはやはり怒っているのだろう。


 ――アルテには、黙ってたもんな……


「か、隠すつもりじゃなかった……言い出すタイミングが……なかなか……ははは、なくて……やめ、やめて、アルテこちょばゆい……はは」


「皆、色々と言いたいことが山のようにあるのよ。でもまあ、いいわ。フレイもいいわね?」


「ん」


 そこでアルテからのちょっかいはなくなったけど、シャルさんは未だに僕の前髪をぐりぐり指に巻きつけては引っ張っている。


「それでねルシール。以前ブーストの魔法を付与したことあったわよね」


「は、はい、ありました。身体中から力が出て凄かったけど後が恐ろしく痛かったやつですよね。それが何か?」


「そう、覚えてて良かったわ。今のルシールは、そのブーストを使った後の状態に似ているの。でも今回はそれがもっと酷くあの時以上に身体に負荷が掛かりダメージまで受けている状態ね。心当たりはある?」


 シャルさんのそんな言葉に僕はすぐにピンとくる。


 ――竜のブレスレットだ……


「多分、僕の左腕につけてる竜のブレスレットです。魔力を注ぐと凄い力が出せるんですけど、それを使ったからかも」


「やはり、そうなのね」


「はい、それで……何かあるんですか?」


「それが答えなのよ。ルシールの身体が今動かないことのね。

 これはブーストの時と同じで回復魔法が効かないようなの」


「えっ」


「あ、でも大丈夫よ。ルシールがブーストのかかった時以上の激痛に襲われたら可哀想だと思って、私たちがそれに効く薬品を塗った包帯を全身に巻いてあげているから……」


「薬品の包帯を、ですか」


「そうよ、普通だったら、こうして話もできていないと思うわ。

 それどころか、激痛で丸一日は転げ回り、身体に力が入らないから失禁して糞尿を垂れ流していたかもね」


 感謝しなさいよと、シャルさんが明るい声で言う。


「あの時よりもっと痛くて、失禁レベル、糞尿を垂れ流す……」


「そんな青くならないでよね。さっきも言ったでしょ。薬品を塗ったって。エルフ族に伝わる感覚を麻痺させる薬品に浸した包帯をルシールの全身に巻いているの。だから安心していいわよ。

 でも、けっこう大掛かりでね、私一人じゃ大変だったから三人で巻いたのよ」


「へっ? さ、三人で、僕の全身を?」


「そうよ。もちろんルシールのケガを回復魔法で治してからね。危なかったわよ、ルシールが無意識にでも治療スキルを使っていたからよかったものの、あと少し遅れていたら手遅れだったわ」


「そんなに、ですか」


「ルシール、ケガ酷かった」

「ボロボロやったっちゃね」


「そっか……」


「まあ、さすがにボロボロの服は邪魔だから三人で脱がせたけど、ちゃんと生活魔法でルシールの身体を綺麗にした後に包帯を巻いたから、病気の心配もないからね」


「そう、ですか」


「あ、そうそう、言い忘れてたけど今は感覚を麻痺させてるからルシールはスキルを上手く使えないと思うわよ」


「ああ、それでですね」


 ――通りで。スキルが使えないと思ったよ……ん、まてよ。何か大事なこと忘れてるような……!?


「あ、あの〜シャルさん……僕は今パンツを……その……履いてます、よね?」


「ん? 履いてないわね。ほら薬をちゃんと塗らないといけないでしょ、ね」


「ふぇ、じゃ、じゃあ」


 ――全部見られた……


 思わずあそこを隠そうととしたけどできなかった。身体が動かせなかった。


「心配ない。ちゃんと丁寧に塗ったあとに巻いた。ルシールちゃんと成長してた、良かった」


「成長……」


「私はお爺ちゃんのしか、見たことないっちゃけど、その、ルシールのは可愛いかったっちゃよ……?」


「可愛い……」


「ふふ、安心した? ルシールもちゃんと成長しているのよ。だからルシールは何の心配も要らないから後、数時間ゆっくり寝てればいいの。そうしたら身体の感覚も戻ると思うから、ね?」


 今は感覚が麻痺してるから、三人がどんな表情をしているのか分からない。


 けど三人の女性にあれを見られたと思うと、恥ずかしくてしかたない。


「ぼ、僕ちょっとこのまま寝てもいいですか?」


「そうね。身体がまだ疲れているのね」


「はいっ、はいっ! それなら、私、変わるっちゃよ。

 シャルロッテさんはずっとそうしてるから大変ちゃよね? 脚が痛いっちゃよね?」


「ん、アルテも頑張った疲れてる。私が任される」


「ふふふ、大丈夫よ二人とも。ありがとうね。でも二人は恐慌状態になっていたんだもの、そんな中ルシールの薬塗りから包帯巻きまで手伝ってもらっているから。

 たぶん自分が思ってる以上に疲れが残っていて魔力も回復していないはずよ。だから二人は今の内に疲れをとってて、ね」


「ぬぅ。確かに」


「あぅ、フレイ。仕方ないっちゃ。残念だけどここは休んで次に備えるっちゃ」


「うん」


 フレイとアルテはシャルロッテの言葉に素直に従い荷物から厚手のマントを持ってきたかと思えば、なぜか僕の側にそれぞれ横になっていた。


「ルシールちゃんと寝る」

「ルシールおやすみっちゃ」


「うん、おやすみ」


 本当のところはシャルの笑顔が怖かったらしいがルシールの知らない。


 ――――

 ――


「すー」

「すー」


 しばらくすると、隣からフレイとアルテの寝息が聞こえてくる。


「ねぇ、ルシール? もう寝ちゃったの?」


「……いえ、まだ起きてます。恥ずかしくて死にそうで、眠れないです」


「ふふふ、無茶した罰よ」


「ははは……」


「フレイに全部聞いているけど、あなたかなり無茶しているわね」


「そ、そうですか」


「はぁ、浄化に魔眼、それにスキル解除……」


「そ、それは、仕方なく、と言いますか……あはは……」


 言い訳も思い付かず笑って誤魔化していると不意にシャルさんから僕の頭を掴まれたかと思えば――


「え!?」


 抱き抱えられていた。ふにゅっと柔らかいシャルさんの胸が僕の顔に押し付けられる。


「ちょ、ちょっとシャルさん。当たってます、当たってますよ?」


 僕の声が聞こえているはずなのに、それでもシャルさんが離そうとしてくれない。うれしいけど、さすがに気恥ずかしい。


「シャルさん?」


「ルシール、あなた下手したら、死んでいたかも知れないのよ」


「……」


「エルフ族と魔族の固有スキルを取得なんかして、普通あり得ないことなの。現にあなたの種族はおかしくなってるのよ、そこのところは理解できてるの?」


 ――そっか、シャルさんは僕のことを心配して……


「あ、ああ。んん……でも、ほら、僕何ともありませんよ」


「……そう、よね。今更よね。分かったわ、でも次何か無茶するときは相談して」


「へ?」


「相談するわよね?」


「は、はい。そうします」


「ならいいわ。じゃあ、後は今できる事をしましょう。」


「今できる事?」


「そう、ルシール、あなたの身体のことよ。スキルショップが使える様になったら、借りているお金を先ずは返済しなさい。私が立て替えるわ。それで、ルシールの身体の不調は戻るのよね?」


「え、あ、はい、でも、金額がとんでもない額で……」


「ルシールたちには手伝って欲しいことがあるのよ。だから早く万全の状態になって貰わないと私が困るの」


「僕が手伝い?」


「そう、でもそれはまた後から話すわね。だからしばらく眠るといいわ」


 その言葉を最後に僕はシャルさんの魔法によって再び深い眠りに入った。


 ――――

 ――


 誰かが僕の頭を撫でている、それにいい匂いだ。


「んん」


 僕が眠りから醒めると、今度は空間把握のスキルもちゃんと使えるようになっていた。


「僕、いつの間にか寝て、て……」


 ――ぼ、僕本当に膝枕されている!?


 目覚めてすぐに空間把握するとシャルさんが僕に膝枕してくれているのが分かった。


 だが、残念ながら身体の感覚はまだ麻痺していて、膝枕してもらってるのにシャルさんの柔らかさが少ししか感じなかった。


「ん? 気がついた?」


「はい、シャルさんはずっとこうしてくれていたのですか?」


「そ、そんなことより、ルシール。身体はどう?」


「え、はい。身体の感覚はまだないけど、スキルは使えるようになりました」


「そう、良かったわ。じゃあ、早速返済の手続き。しましょうか。私のこのポーチに触れながらなら大丈夫かしら?」


 シャルさんが自分のポーチを僕の手に握らせてくれた。可愛らしいポーチで小さい。とても沢山のお金が入ってる様には感じない。


「やってみます」


 僕は早速、スキルショップを発動すると、金額がとんでもない表示をしていた。どうやらこの小さなポーチには僕のアイテムバックスキルと同じ様な機能が備わっていたらしい。


「100,000,000カラって……」


「あら、足りなかったかしら、じゃあ、こっちのポーチを……」


「じゅ、十分です。足りますから」


「あら、そう。じゃあ、早くしなさい」


「はい」


 ――よし、借りていたお金を全部完済します。


【全て返済しますと6000万になります。よろしいですか?】


 ――はい。


 僕が承諾すると手持ちの金額がすぐに40,000,000カラと表示され――


【全額6000万の完済を確認しました。全ての担保を抹消いたします】


 そんな音声が響く。そしてさらに数秒ほどで――


 ”チンッ“という音と共に【担保わ抹消しました】という声が僕の頭の中に響いた。


 ――あっ……


 身体全体がほんのり温かく感じたかと思えば、次の瞬間には懐かしい感覚が蘇る。


 目を閉じているのに明るく感じる、音もよく聞こえる。どこかホッとする良かった。


 ――お金を貸してもらえたらあの時は助かりました。ありがとうございます。


 返済も無事に済んで御礼も伝えた。僕がスキルショップを閉じようとすると――


【初完済特典として精神耐性レベル2を取得した】


 ――えっ? 特典……


【またのご利用をお待ちしております】


 ――は、はいこちらこそ、ってあれ、スキルショップが勝手に切れてる。


 まるでスキルが慌てた様には勝手にスキルショップが閉じた。


 僕が不思議に思っていると今度はすぐ目の前にシャルさんの顔がある。


「どう? ルシール。無事に……!?」


「シャルさん、はい無事に……」


 僕を覗き込むシャルさんの顔が驚いている。どうしたのだろうと思いつつ返事をしたのだが、その途中でシャルさんの手が伸びてきて僕の目元をそっと拭ってくれた。


 ――あれ……


 どうやら僕は泣いていたらしい。


「あ、ありがとう、ござい、ます……」


「いいの。でももう、無茶しないのよ」


「はい……」


 シャルさんには敵わないと思いつつも、僕はその優しさにしばらく涙が止まらなかった。


『スキルショップへの借入を完済し、シャルロッテへの借入が60,000,000増えた』


 ――――――――――――――――――――

【名前:アルテ:Lv12】up

 ギルドランクF

 戦闘能力:115up

 種族:人間

 年齢:14歳

 性別: 女

 職業:冒険者


 スキル:

 〈棍棒術:2〉〈盾術:2〉

 〈文字認識〉〈魔力操作:1〉

 〈魔力回復:2〉〈薬草の知識:1〉

 〈精神耐性:3〉


 魔 法:

 〈生活魔法〉〈回復魔法:2〉


 状態: 魔力溜まり病:弱

 ――――――――――――――――――――


【名前:フレイ:Lv14】up

 ギルドランクE


 戦闘能力:125up

 種族:人間

 年齢:13歳

 性別: 女

 職業:冒険者


 スキル:

 〈棒術:1〉〈文字認識〉

 〈魔力操作:3〉〈魔力回復:2〉

 〈魔力量UP:2〉〈毒耐性:1〉

 〈危険察知:2〉〈治療:2〉


 魔 法:

 〈生活魔法〉

 〈水魔法:2〉

 〈風魔法:2〉


 レア装備:誓約の指輪ルシール

 ――――――――――――――――――――

【名前:ルシール:LV14】up

 ギルドランクE


 戦闘能力:250

 種族:人間??

 年齢:14歳

 性別: 男

 職業:冒険者


 スキル:

 〈スマイル〉〈料理〉〈洗濯〉

 〈文字認識〉〈アイテムバック〉〈貫通〉

 〈馬術〉〈カウンター〉〈早寝〉

 〈早起〉 〈早食〉 〈早技〉〈早足〉

 〈早熟〉〈治療:3〉〈回避UP:4〉

 〈剣術:3〉〈見切り:4〉up〈捌き:3〉

 〈毒耐性:2〉〈覗き見:2〉

 〈危険察知:1〉〈空間把握:4〉up

 〈精神耐性:2〉new


 固有スキル:〈浄化〉〈魔眼:5〉up


 魔 法:

 〈生活魔法〉

 〈初級魔法:1〉


 *レジェンドスキル:《スキルショップ》

 《スキル制限解除》


 所持金 : 258,913カラ

 借金残高:シャルロッテ

 63,949,850カラ増

 フレイ 1,320,000カラ

 スキルショップ借入:0カラ

 担保提供:なし


 レア装備:竜のブレスレット

 :風のシルエア

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