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妖精の原田さん  作者: 鈴木将太
原田さん1
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原田さんと女子高生

妖精というものは絵本の中では少女のようにとても可愛いらしく、いつもニコニコしていて、お花畑で暮らしてる。そんな風だと、信じていた。


もちろん、当たり前だが、

人のポテトチップスをベッドの上で勝手に食べたり、

平気で人前でおならをしなくて、

恋愛ドラマを見て「こいつ別れろ!」とか言わなくて、

ゲームをやって1日を無駄にしなくて、

平気で居候しないものだと思っていた。


……私は妖精に裏切られた。


※妖精はオッサンです。



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