優菜&ゆきの会話集
『L.F.』本編の合間の息抜きにどうぞ。
優菜&ゆきの会話
優菜「ゆきちゃーん、空手チョップ」
ゆき「はあ?」
優菜「空手チョップ入りチョコチップとかってないかな」
ゆき「それ、逆だから」
優菜「いや逆にしても意味不明だから」
優菜&ゆきの会話
優菜「ゆきちゃーん、メンデルスゾーンって知ってる?」
ゆき「はあ?」
優菜「知らない?遺伝の法則発見した人だよ?」
ゆき「ああ、メンデルね」
優菜「そうそう。メンデル・スゾーンだよ」
ゆき「そこで切るなよ」
優菜「切るって、何が?」
ゆき「だからあ、メンデル・スゾーンって途中で切らないの。メンデルスゾーンって繋げるの!しかも遺伝の法則と関係ないの!メンデルスゾーンはクラシックの人なの!」
優菜「そうなの?じゃメンデルって?」
ゆき「だからあ!遺伝の法則発見した人なの!グレゴール・ヨハン・メンデルって言うの!」
優菜「え?じゃあメンデルスゾーンは?」
ゆき「だから!クラシックの人!ヤコプ・ルートヴィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディだよ!」
優菜「………もう一回言って」
優菜&ゆきの会話
優菜「ゆきちゃーん」
ゆき「はあ?」
優菜「…まだ何にも言ってないよ」
ゆき「先に言っといた」
優菜「この間実家に帰ったのね。そしたらね、いも虫が大量に…」
ゆき「やめれ!その名を口にするのもおぞましい」
優菜「あ、じゃあ“お”をつけて“おいも虫”にしよう。それならおいしそうでいいでしょ」
ゆき「そういう問題じゃないでしょ!」
優菜「そしたら薩摩のいも虫は“さつまいも虫”って言うのかな?」
ゆき「言わないでしょ!あんたの勝手な命名でしょうが。じゃあなにか?ジャガに住んでるとじゃがいも虫って言うの!?」
優菜「…ジャガってどこよ」
ゆき「うーん…おじゃが池?」
優菜&ゆきの会話
優菜「ゆきちゃーん」
ゆき「お昼おごらないから」
優菜「わ、すごおい!なんでわかるの?」
ゆき「物欲しそうにダラーっとしたたれ目でよだれ垂らしながらふらつく足取りで青い顔しながら今にも倒れそうにこっちに向かって歩いて来たから」
優菜「まるでヤク中みたいな言い方ですな」
優菜&ゆきの会話
優菜「ゆきちゃーん、レポートやった?」
ゆき「全然」
優菜「ねえ写させて」
ゆき「だからやってないってば」
優菜「いーや!私には見えるの!部屋にこもって私のためにレポートを書いてるゆきちゃんの姿が!いわゆる予知ってやつ?」
ゆき「自分でやれ」
優菜&ゆきの会話
優菜「ゆきちゃーん、ナツメソーセキって漢字でどう書くんだっけ?」
ゆき「ああ、こう書いて…こう」
優菜「ありがと。でさあ、これなんて読むの?」
ゆき「トキ」
優菜「ありがと。で、あとさあ、この国旗ってどこの国?」
ゆき「トルクメニスタン」
優菜「ありがと。で、ここの計算って答えいくつ?」ゆき「546280」
優菜「ありがと。でさあ、この肖像画って誰?」
ゆき「フビライ・ハン」
優菜「この人誰?」
ゆき「国際指名手配中のハジャスラヴャ・メニケスタ・ドジャルヒン」
優菜「UFOってどこから来るの?」
ゆき「日清」
優菜「ゼミの菊谷先生って何歳だっけ?」
ゆき「今年で63」
優菜「きのう野球どうだった?」
ゆき「3対0で巨人が勝った」
優菜「ゆきちゃんすごい!何でも答えてくれるゆきちゃん、大好き!」
ゆき「ああ…まあそれほどでも」
優菜「ねえねえ、じゃあさ、“生きる”ってどういうこと?」
ゆき「…えっと」