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創刊号 フューリアスfeat.ヤマトワークスフェアレディZ Z32

五状高速道路にその名を轟かせる中森始。それを支える相棒に迫る…。

フューリアス feat. ヤマトワークス フェアレディZ Z32は、中森始専用に開発された高性能スポーツカーである。ベース車両は日産・フェアレディZ(Z32型)であり、約1年に及ぶ専用チューニングにより、ドライバーの操作特性へ完全適応する形でフューリアス feat. ヤマトワークス フェアレディZ Z32は、中森始専用に開発された高性能スポーツカーである。ベース車両は日産・フェアレディZ(Z32型)であり、約1年に及ぶ専用チューニングにより、ドライバーの操作特性へ完全適応する形で仕上げられた。


概要


製作開始日 1997年9月15日

完成日 1998年3月15日

デザイン ジェラルドデザイン

      シエラ・ナタリー

      ザック・シモン

      ジャック・バイスタ


ボディ


乗車定員 二名

ボディタイプ 3ドアファストバック

エンジン位置 フロントミッドシップ

駆動方式 後輪駆動


パワートレイン


エンジン SR20DET型 2.2Lストローカー

最高出力 320ps/6,200rpm(シングルターボ)

最大トルク 45kgm/3,600rpm(シングルターボ)

変速機 6速MT


サスペンション


前 マルチリンク

後 マルチリンク


車両寸法


ホイールベース 2450mm

全長 4540mm

全幅 1810mm

全高 1255mm

車両重量 1300kg


本車両は「ドライバー適応型チューニング」をコンセプトに開発され、単なる高出力化ではなく、中森始の操作思想(アクセル主体の旋回)を最大限に引き出す設計がなされている。

中速域におけるトルク特性と、リア主導の旋回挙動を特徴とし、ブレーキは姿勢制御、アクセルは旋回制御という明確な役割分担がなされている。


開発経緯


本車両は中森始が17歳の誕生日にロバートより贈与されたものである。しかし、日本の法制度により18歳まで公道での運転が不可能であったため、その期間を利用し徹底的なチューニングが施された。販売はプリンス湯海店。

始は当時バイクを主とした走行を行っており、軽快かつダイレクトな操作感を求める傾向があった。そのため本車両は以下の要素を重視して開発された。


・初期応答を穏やかにする

・中速域で強力なトルクを発生させる

・アクセル操作に対する応答性を高める

・限界領域においてドライバーの介入余地を残す


開発はボロディノグループの工業系企業が総力を上げて行われた。ボディメイクは航空機設計に携わるボロディノエアテクニクス社長シエラ・ナタリーが手掛け、グループ企業のフューリアスにて製作された。


技術的特徴


エンジン

重いVG30DETTから四気筒エンジンのSR20DETへ換装し運動性能を向上に貢献。中速域でのトルク特性を重視している。エンジンはヤマトワークスが北米で行われた240SXワンメイクレースに供給されていた物を使用。ヤマトワークスチューンにより日産オリジナルのエンジンよりも耐久性が大幅に向上している。


駆動系

6速クロスミッションとファイナル4.3を採用。最高速は約250km/hに設定され、中速域での加速性能を重視している。

LSDは1.5way機械式を採用し、加速時に強く効く特性を持つ。


シャシー・足回り

ボロディノエアテクニクスが実用化した最新鋭のフルカーボンエアロを身に纏う。シャシーもウィスコンシン鉄工製作の頑強なボディを備えながらノーマル車重より270kgの軽量化に成功している。その上で重量配分も50:50を達成している。

サスペンションは舗装路特化型の高剛性セッティング。

アライメントは

・フロント:キャンバー -2.0° / トー0付近

・リア:キャンバー -1.5° / トーイン強め


ブレーキ

前後配分は65:35。

踏力比例型のリニア特性を持ち、姿勢制御を主目的とする。


タイヤ・ホイール

・F:245/45R17

・R:255/45R17

応答性とわずかな遅れ(操作余白)を両立したサイズ設定。


冷却系

過剰冷却思想を採用しつつ、サーモスタットおよびECU制御により適温を維持。絶対に壊れない、壊さないを重視している。


運用

1998年3月に完成。開発ドライバーはロバート・ハイルブランが行った。効きすぎるダウンフォース(特にフロント)によるアンダーステアに手こずるも大きな問題は発生しなかった。

始には高校三年時の誕生日に引き渡しが行われた。自宅の山岳路および敷地内駐車場での反復訓練により習熟。ジムカーナ形式の練習により、アクセル主体の挙動制御が確立された。

初戦は4月に始の地元、前田峠においてS14シルビアと対戦。決着は左ブラインドコーナーにて、アウト側からのオーバーテイクにより勝利。この戦いにより、本車両のコンセプト(アクセルによる旋回制御)の有効性が実証された。

10月、全国峠行脚と称して関西圏を中心に各地の峠に遠征を行い各所にて地元の腕利きとバトルを繰り返す。11月に碓氷峠へ遠征。地元ドライバーに引けを取らない走りを披露し一躍有名になるも、ル・マン出場の為に里帰りしていた土屋圭一のNSXに敗北する。しかしこの時の走りを雑誌で褒められる。12月に行脚を終了する。


1999年

始の高校卒業と川内大学入学に伴い黒刻町に始の足として共に引っ越す。五状高速へデビュー以降はそのピークパワーを狙わないエンジン特性と高いコーナリング性能を武器に頭角を現す。


2000年

一匹狼で走っていたが猪崎真一、島田悦子、土橋直人らトップ3と出会い意気投合。実力を現し三人と四天王を形成する。

夏頃チューニング雑誌Weaponにて紹介され全国的に有名になる。ビデオ媒体のVideoWeaponにて筑波サーキット2000を筆頭に全国のサーキットをドリフトで駆け抜ける映像が収録され人気を博す。

10月に土屋圭一の特別推薦として全日本プロドリフト選手権に出場。ベスト5。


2001年

D1GPとして再出発した全日本プロドリフト選手権日光サーキット大会に参加。単走でポイントを取りベスト8にて谷口信照のS15シルビアと世界初の追走引き分けに持ち込むが三本目でSタイヤを履くシルビアに離され敗北。その間は始のプライベートが忙しく最終戦日光サーキット大会にてようやく再出場。ベスト4にて神本久に敗北。


2002年

VideoWeapon筑波スーパーラップに持ち込まれ土屋圭一の手によって59秒台に入る。

D1GP3戦目菅生国際カートコース戦に出場。ベスト16で古口喜則に敗北。これがD1GP最後の出場となる。


2003年

五状を走るのに飽き、四天王と示し合わせバウンサー業の終わる夜明けを走る時間に定める。


2004年




評価

本車両は「ブレーキで整え、アクセルで仕留める」という独自の走行思想を体現したマシンとして評価される。碓氷峠にてNSXで返り討ちにした土屋圭一は「黄色い悪魔。世界一のZ乗りの一人かもしれん。ここまで運動性能の良いZ32は見たことがない」と絶賛。五状四天王の一人土橋直人は「始クンの為にある車。他の人が乗ると嫌がりそう」と評価している。






装着パーツ


マフラー

ウィスコンシン鉄工チタンマフラー四本出し


エキゾーストマニホールド

ウィスコンシン鉄工エキマニ


触媒

ウィスコンシン鉄工スポーツキャタライザー


エアフィルター

ヤマトワークスエアフィルター


エアクリーナー

ヤマトワークスエアクリーナー


エアフロセンサーアダプター

ヤマトワークスエアフロセンサーアダプター



エンジン

ヤマトワークスSR20コンプリートEG 260PS


ターボ

ヤマトワークスターボキット60PS


エンジンコンピュータ

アイオワシステムズハイコンピュータ


ブーストコントローラ

アイオワシステムズブーストコントローラ


電気系

アイオワシステムズスーパーオルタネーター

アイオワシステムズミリタリー配線キット



冷却系

ヤマトワークスクーリングキット


クーリングパネル

ウィスコンシン鉄工アルミクーリングパネル



LSD

ヤマトワークスレーシング機械式LSD1.5way8kg


クラッチキット

ヤマトワークスクラッチキット


フライホイール

ヤマトワークスフライホイール


ギア

ヤマトワークスコンプリートクロスミッション6速Hパターン


ドライブシャフト

ヤマトワークスカーボンドライブシャフト


プロペラシャフト

ヤマトワークスプロペラシャフト



サスペンション

ヤマトワークスハイパフォーマンスキット


スタビライザー

ウィスコンシン鉄工FRサスペンション


サスペンションブッシュ

ヤマトワークスフルピロキット


ストラットタワーバー

ウィスコンシン鉄工ストラットタワーバー


ボディ補強パーツ

ウィスコンシン鉄工 Zスペシャル type32


ロールケージ

ヤマトワークスクロモリパイプ六点式



ブレーキパッド

ヤマトワークスブレーキパッド type32


ブレーキローター

ウィスコンシン鉄工ビッグローターキット


キャリパーキット

ヤマトワークスキャリパーキット


ブレーキホース

ヤマトワークスブレーキホース


その他

ヤマトワークスカーボンブレーキエアガイド



エアロ

フューリアスドライカーボンフルエアロ「Mebius」シャイニングイエロー

 フロントバンパー

 サイドスカート

 フェンダーセット

 リアバンパー

ジェラルドデザインFRドライカーボンディフューザー

ジェラルドデザインドライカーボンリアマッドガード

ジェラルドデザインドライカーボンカナードFRセット

ジェラルドデザインドライカーボンドアパネル


ボンネット&トランク

ジェラルドデザインドライカーボンボンネット

ジェラルドデザインドライカーボントランク


GTウイング

ジェラルドデザインGTウイング


アンダーディフューザー

ジェラルドデザインドライカーボンFRディフューザー


エクステリア

ビスマルク研究所ドアモール

ヤマトワークスボンネットダンパー


ドアミラー

フューリアスドライカーボンミラー


ランプ類

アイオワシステムズLEDコンバージョンキット


インテリア

ジェラルドデザインドライカーボンルームミラー

ジェラルドデザインドライカーボンダッシュボード

ジェラルドデザインドライカーボンドアインナーパネル


フロアマット

ヤマトワークスブラックフロアマットセット


シフトブーツ

ヤマトワークスレザーシフトブーツ

ヤマトワークスレザーサイドブレーキブーツ


その他

ジェラルドデザインFR牽引フックセット


シート

PRIDEセミバケットシート「MAX」キングレッド→PRIDEフルバケットシート「ZENON」マキシマムレッド


シフトノブ

ジェラルドデザインデルリンシフトノブ


ステアリング

ジェラルドデザイン「Nexus」ジュネッスブルーカラー


その他

ジェラルドデザインレーシングペダルキット

ジェラルドデザインレーシングハーネスマキシマムレッドカラー


メーター

アイオワシステムズレーシングメーターセット(水温、油温、ブースト)


タイヤ

オルテック「Dinah wing」


ホイール

ジェラルドデザイン「HIKARI」ナイトブルーカラー

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