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フォーネウス・ローグ ―その復讐は、贖罪たり得るか―  作者: 愛沢 諒
第零章 心火篇

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第十二話「一生守る」

 その夜、ラクアは防衛員の目を盗み、防民館を抜け出した。


 あたりは深い闇に包まれ、月明かりと街灯のかすかな光だけが、道をぼんやりと照らしている。


 ラクアは迷うことなく街の南へと走った。

リーファの言葉が、頭の奥で反芻される。


――急げ。まずは街の端までだ


 暗い夜道を、つまずきそうになりながらも走り抜ける。

鍛え上げられた心肺は、ラクアの足を鈍らせることはなかった。


 走り出してからおよそ二十分。

ラクアは街の最南端、サウストロ区へとたどり着いた。


 足を止め、前方を見上げる。

街を囲む外壁の向こう側から、透明な何かが、ゆらりと立ち昇っているのが見えた。


――あれは……確か「結界」と呼ばれる種類の魔法 だ。もし、あれが街全体を覆っているのだとしたら、リーファが犯人は街に潜んでいると判断した事にも納得がいく……


 ラクアは一度大きく息を吐き、呼吸を整えると、探知眼(レイダ)を開眼。

再び夜の街を駆け出した。


 だが、いくら走り回っても、目立った異変は見当たらない。

街の道という道を駆け抜けた末、ラクアは思わず立ち止まり、頭を抱えた。


――どうする……家の戸を一軒ずつ叩いて回るか?

いや、聞き込みで見つかるなら、とっくにリーファが解決しているはずだ。

そもそも、子供の俺なんかを相手にする住人がいるとも思えない……


 焦りが胸の奥で渦を巻き、思考にまとわりつく。


――落ち着け。

奴らだって、早くこの街から逃げたいはずだ。

追い詰められているのは、俺だけじゃない


 ラクアはふと、遠くにそびえ立つ大きな時計台へと目を向けた。


 短針は零時を指し、文字盤は月の形をぼんやりと映し出して、淡い光を放っている。


 ラクアは自身の記憶から不可解な点がなかったか、思考した。


 すると、ラクアの脳裏に、人攫いの親玉が放った言葉が蘇った。


(このローブ。着てるだけで、みんな簡単に信用してくれるんだからさぁ)


(ガキは一人で充分だ)


 ラクアは目を閉じ、思考を巡らせる。


――あいつらの口ぶりからすると、奴らは常習犯。

そして、攫う子供は誰でもよかったように聞こえた。でも今回、奴らは俺を殺しそこね、顔が割れてしまっている。だったら、初動捜査を完全にやり過ごせる場所に隠れているはずだ


 ラクアは、ゆっくりと自分の考えが形になっていくのを感じた。


――なら……家屋や、事件直後に真っ先に調べられる場所とは考えにくい


 ラクアは目を開き、再び走りだした。


――俺の推理なんて探偵の真似事だ。

見落としている点だって、探せばいくらでもあるだろう。だがそれでいい。

今の俺にできる最善は、少しでも選択肢を絞り、探し続ける事だ!


 ラクアは街中を駆け回り、倉庫や馬小屋、噴水などの建造物を巡っていった。

人が隠れられそうな空間はないか、暗闇の中で目を凝らし、探し続ける。


 だが、成果は一向に得られず、疲労だけがじわじわと両足にのしかかってきた。


――もっと考えろ……

 本来、人が隠れるはずのない場所。

 誰もが最初から選択肢に入れない場所はどこだ?


 焦りを押し殺しながら、ラクアは必死に思考を巡らせる。

気づけば、時計台の針はすでに三時を回っていた。

 

 そのとき、ふと視界に映ったものに、ラクアは違和感を覚えた。


「あの時計台……なんか、おかしい……」


 時計台は月明かりを受け、文字盤が淡く光っている。


 ラクアは立ち止まり、必死に違和感の正体を探る。


 そして次の瞬間、頭の中で何かが弾けた。


 反射的に、ラクアは駆け出した。

走る先には、ぼんやりと月を映す時計台がそびえ立っている。


――なんで気づかなかったんだ!

ただのガラスに映った月が、あんなふうに滲むはずがない。普通なら、輪郭はもっとはっきり見える。

滲んでいるのは、光がガラスの奥で拡散しているからだ!


 ラクアは確信した。


――あの奥には、空洞がある……!!


 時計台のそばまで来ると、ラクアは足を止め、ゆっくりとその周囲を回り始めた。

視線を低く落とし、壁、地面、影の形など、些細な違和感を探す。


 その時、ラクアのつま先に、硬い感触が当たった。


「……?」


 足元に目を凝らすと、そこには氷のような石で作られた髪飾りが落ちていた。

月明かりを受け、淡く光を返している。


「…………見つけた。ここだ」


 ラクアは静かに髪飾りを拾い上げる。

一瞬、ポケットにしまいかけてから思い直し、そばの花壇にそっと置いた。


――必ず、迎えに来る。


 そう心の中で告げると、ラクアは髪飾りが落ちていた正面のレンガの壁へと向き直った。


 そして、壁を撫でたり、叩いたりして、違和感を探る。

 

 しばらくそうしていると、壁を構成するレンガの一つが押し込まれ、低く鈍い音が響いた。


 押し込まれたレンガを合図に、壁の一部が音もなく地面へと沈み込んでいく。

現れたのは、時計台の内部へと続く、隠された入り口だった。


 ラクアは一度も振り返らず、その中へと足を踏み入れた。


 内部は狭く、人一人がやっと通れるほどの通路が続いている。

ひんやりとした空気が肌を撫でた。


 通路の突き当たりには、上へと伸びる梯子。

ラクアは迷うことなく、それを登った。


 梯子を登り切った先には、広い部屋が広がっていた。

 

 物置のような空間には、農具や木製の家具が所狭しと並べられている。

 

 正面の壁には、部屋を覆い尽くすほど巨大な時計。

時計から差し込む月光を背に、一脚の椅子が静かに置かれている。


 逆光の中、その椅子に腰かけた人物は輪郭だけを浮かび上がらせていた。

 

 そのシルエットを、ラクアが見間違えるはずがなかった。


 縄で椅子に縛り付けられたリーアが、目に涙を浮かべ、猿轡を噛まされたまま俯いていたのだ。


 ラクアは足音を立てないよう、息を殺しながらリーアの元へ歩み寄った。


 リーアもラクアの存在に気づき、怯えきっていた表情に、わずかな希望の色が差す。


 ラクアは唇だけを動かし、囁く。


「よく頑張ったな。今、縄を解く」


 そう言って、手に魔源子を集めようとしたその瞬間。


「これはこれは、商店街のクソガキくんじゃないか」


 ラクアは息を呑み、弾かれたように振り返った。


 そこには、人攫いの親玉と、その子分。

二人とも剣を手に、愉快そうな笑みを浮かべていた。


「会えて嬉しいよ」


「こちらこそ。その顔が、もう一度焦りで歪むのを見られそうでなによりだ」


 ラクアの冷静な返答に、親玉の男はますます口角を吊り上げる。


「言うじゃないか。だが、遺言を言うにはまだ早いぞ?」


「へぇ。てっきり、今すぐにでも俺を殺したがってると思ってたんだけど」


 軽口を叩きながら、ラクアは指先に意識を集中させる。

小声で呪文を唱え、指先に小さな火が灯る。

それをリーアを縛る縄へと、ゆっくり近づけてく。

男たちから見えない角度だ。


――まだだ……もう少し、時間を稼げ……


 そんなラクアの思惑に気づく様子もなく、男は饒舌に語り続ける。


「あぁ、殺したいさ。だがそれは優先すべき選択じゃない。昼間は侮ったが、今の俺には武器も、誰にも見つからない環境もある。今ならお前を動けない体にして、生かしたまま捕らえる事も容易い」


 男は剣先を、ゆっくりとラクアへ向けた。


「利益は、少しでも多い方がいいからな」


 ラクアは視線をわずかに落とす。

縄はまだ数本、しぶとくリーアを縛りつけている。


――もう少し……頼む、持ってくれ……


「もうすぐ、リーファ・セリウスが来る。あんたが俺を捕まえられても、そのあとで捕まるのはあんただ」


 そう言いながら、ラクアは胸の奥で歯噛みした。

リーファに一言も連絡を入れる事なくこの場に来てしまったことを思い出したのだ。


「そうかい。そん時は、お前ら二人を人質に取って逃げるさ」


 男が言い切ったその瞬間。

ぷつりと最後の一本の縄が切れた。


 次の瞬間、ラクアは動いた。


「『風刃(ウィンド・スラッシュ)』!!」


 放たれた風の刃は、二人の男へ一直線に飛ぶ。

だが親玉の男の目線は、その軌道を完全に捉えていた。


キンッ!!


 甲高い音を立て、風刃は弾かれた。


「昼にやった連中と一緒にするなよ。

お頭は風魔流を扱える“本物”の剣士だぜ!」


 隣の男が、誇らしげに言い放った。


 ラクアはリーアの肩を強く抱き寄せ、必死に思考を巡らせた。


――無理だ……リーアを守りながら戦える相手じゃない。奴らと戦う事なく、ここから離脱する方法は……


 ラクアは視線を部屋中に張り巡らせた。

そして、床に転がる大きな袋に目が止まる

破れた口からは白い粉がこぼれ、床を染めていた。


 さらに、探知眼(レイダ)を使い、背後の巨大な時計越しに外の景色を捉える。


――ある……。

危険だが、戦わずに抜ける手段が一つだけ


「さあ、大事な足に別れを告げるんだな」


 男たちは勝ち誇った笑みを浮かべ、じりじりと距離を詰める。


 ラクアは動いた。

両手を粉袋へ向け、力いっぱい叫ぶ。


浮遊(リフラクト)|!!」


 二つの袋が宙に浮き、男たち目掛けて飛ぶ。


「無駄だっ!!」


 親玉が剣を振るい、袋を空中で切り裂いた。


 次の瞬間、白い粉が爆ぜるように飛び散り、部屋中を覆った。


「目くらましか!!だが無駄だ、梯子までは行かせん!!」


 怒号を背に、ラクアはリーアの手を引き、背後の巨大な時計へと駆け出す。


 文字盤にぶつかる直前、リーアを抱きかかえ、背を向けたまま突っ込んだ。


バリィィィン!!


 ガラスが砕け散り、二人の身体は夜空へと放り出された。


 宙に投げ出された瞬間、ラクアは即座に後方へ指を向ける。


「『火弾(フレイム・バレット)』!!」


 放たれた火の弾丸は、今しがた突き破って出来た穴へ吸い込まれていった。


バアァァン!!!


 突然、轟音と共に時計台が大爆発を起こした。

粉塵爆発だ。

 

 爆風に押され、ラクアはリーアを抱いたまま、前方へ大きく吹き飛ばされる。


 激しい空気抵抗の中、ラクアは必死に目を開いた。

視界の先には、馬小屋。

その横には、屋根より高く積まれた干し草の俵があった。


「……届けえぇぇっ!!」


 ラクアは、祈るように叫んだ。 

だが、みるみる前方への推進力は失われ、二人の体は弧を描くように落下し始めた。


「『強風(ウィンディアード)』!!」


 ラクアは地面に向かって強風を放つ。

しかし、落下を完全に打ち消すには至らず、地面との距離は刻一刻と縮まっていく。


――駄目だ……間に合わない


 ラクアは歯を食いしばり、迫る衝撃を覚悟した。


 その時、ラクアの脳裏にリーファの言葉がこだました。


『次に尽くすべき最善を見据えろ』


 ラクアは再び思考する。


――考えろ……俺は今まで、どうやって生き延びてきた?


 ラクアはこれまでにないほどの早さで頭を回転させた。

そして思い出した。

風刃で剣を受け止め、浮遊魔法で相手を制した、あの時の感覚を。


「『強風(ウィンディアード)』!!」


 再び、地面へと風を叩きつける。

続けて間を置かずに叫んだ。


「『水流(アグアージス)』!!!」


 ラクアの手から流れ出した水が、重力に引かれることなく二人を包み込む。


 落下の圧で気を失いそうになりながらも、二つの魔法を一度に繰り出したラクアは、リーアを抱えたまま、自らの体を下へと滑り込ませ、そのまま地面へと突っ込んだ。


ドシャッ!!


 二人の体が地面に叩きつけられる。


 肺から空気が押し出され、ラクアは激しく咳き込んだ。

それによって肋骨が軋み、全身に鈍い痛みが走った。


――生きてる……のか?


 だが、ラクアの胸に広がったのは、痛みに対する恐怖ではなく、安堵だった。


――強風で減速しながら、水の防護壁で体を守る。

一つの魔法で太刀打ちできないなら、二つの魔法を掛け合わせれば良いんだ……


「兄さん!?しっかりして!兄さん!!」


 リーアの声が、遠くで揺れる。


――リーア……よかった、無事だったか………


 その思考を最後に、ラクアの意識は闇へと落ちていった。



---



 朝日が高く昇った頃。

真っ白なベッドに横たわるラクアは、窓から吹き込むやわらかな風で目を覚ました。


 白で統一された室内を見渡し、ここが病院であることを悟る。


 体を起こしてみると、肋骨にあった痛みはすでに無い。

ラクアはまるで、昨夜の出来事が夢だったかのような感覚に陥った。


「目が覚めたか」


 落ち着いた声が左手から響く。

椅子に腰掛けていたのは、リーファだった。


 ラクアは体を捻ってリーファと向き合う。


「あれからどうなったんですか?」


「お前が意識を失った後、爆発を聞きつけた防衛員が駆けつけた。その後お前達は保護され、ここへ搬送されたんだ。お前の妹なら、隣の病室で眠っている。」 

 リーファは話しながらどこからともなく木製のコップを取り出して手をかざし、水で満たした。


 ラクアはそれを受け取り、一気に飲み干した。


「犯人達は?」


「全身大火傷で重体だったが、かろうじて生きている。取り調べによると、人攫いを生業とする集団で、

ネフタリア王国を中心に動いていたそうだ」


 リーファは説明しながらおもむろに立ち上がり、カーテンを開いた。

窓の外では、小さな子供達が無邪気に笑いながら追いかけあっている。


「だが国民の警戒が高まり、動きづらくなった奴らは、防衛意識の低いこの国に移動し、最初の犯行を行った。それが今回の事件だ」


 リーファはラクアから空のコップを受け取り、少し間を開けて口を開いた。


「今回、お前は一つ失敗を犯した。何かわかるな」


 その問いに、ラクアは間を空ける事なく答える。


「すみません。乗り込む前に連絡を入れるべきでした」


「お前の事だ、家族の危機に冷静でいられなくなっていたんだろう。そのことに関してはこれから改善すればいい。お前に一つ、別の忠告をしておく」


 リーファの目がわずかに細まった。


「お前は今回、運良く人殺しにならずに済んだ。

だが紙一重だ。お前はまだ、手を汚すには若すぎる」


 その言葉に、ラクアは違和感を覚えた。


「だったら、俺は妹を危険にさらしてまで、相手の命を気にかけるべきだったんですか?」


 ラクアの口から出た言葉は冷たく、驚くほど無機質なものだった。


「今回でわかりました。俺はそこまで器用じゃない。先生みたいに、なんでも一人で解決できる力なんてない」


 ラクアの目は、まっすぐリーファを捉えている。

その吸い込まれるような瞳に、リーファは一瞬たじろいだ。


「力のない俺が尽くすべき最善。それは、たとえ一線を越えてでも、目的を達成する事です」


 風が部屋へと吹き込み、カーテンが大きく揺れる。

その揺れの向こうで、ラクアの瞳が鋭くリーファを射抜く。


「誰かを殺すことになっても構わない。

そうやって俺は、大切なものを一生守ります」


 リーファは口を閉ざした。


 まるで時が止まったかのような静寂が、白い部屋を満たす。


「そうか。それがお前の選んだ道なら、私から言うことはない」


 そう言って立ち上がり、扉へと向き直る。

リーファが扉に手をかけた瞬間、扉が勢いよく開いた。


 メリダが、ほとんど転がり込むように部屋へ入ってくる。


 早足でラクアの前まで歩み寄り、手を振り上げた。


 バチン!!


 乾いた音が響いた。


 白い手のひらが、ラクアの頬を強く打つ。

突然の出来事に、ラクアは一瞬、呆然と空を見つめた。


 だが次の瞬間、その体は強く抱き寄せられる。

メリダの胸元は、冷たく濡れていた。


「なんて馬鹿な子なの!? 夜に一人で抜け出して、人攫いを探しに行くなんて……リーアだけじゃない、あなたまで居なくなって……私たちがどれだけ心配したと思っているの!?」


 メリダの言葉は、ラクアの胸を強く締めつけた。

メリダに怒りの感情を向けられたのは、初めてだった。


「ごめんなさい。俺……リーアが殺されるんじゃ無いかって、じっとしていられなくて……」


 言い終える前に、抱きしめる腕の力がさらに強まった。


「あなたがただの子供じゃないことは、わかってるわ。リーアを助けてくれたことも、感謝している。

でも、それでもあなたは、私たちの子なの」


 その声はいつしか怒りではなく、祈るようなものへと変わっていた。


「もう勝手に居なくならないって、約束して?」


 ラクアは、目から込み上げた熱いものが、ヒリヒリと痛む頬を伝うのを感じた。

叩かれた痛みよりも、それはずっと強く胸を焼いた。


「……うん。ごめん……ごめんなさい……」


 抱き合う二人を見て、リーファは一瞬表情を和らげ、何も言わずに部屋を去った。

 

 二人の涙が収まり、メリダは呼吸が整うと、部屋を後にして、リーアが眠る部屋に向かった。


 部屋にはラクアとジークだけが残った。


「父さんも、心配かけてごめん」


「ラクア。お前は今回やった自分の行動を後悔しているか?」


 その問いに、ラクアはすぐには答えなかった。


――たしかに俺は、選択をいくつか誤った。そのせいで多くの人に心配をかけたかもしれない。

でも結果的にリーアを救い出すことに成功した。

上手くいきすぎたくらいだ……


「……してないよ」


 ラクアはまっすぐに父を見る。


「何度やり直しても、俺はリーアを助けに行く」


 ジークはその瞳をしばらく見つめ、やがて静かに頷いた。


「そうか。なら父さんからは何も言うことはない。

さあ、帰って飯にしよう」


 そう言ってジークは、いつも通りの少し頼りない笑みを浮かべるのだった。

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