異類婚姻譚
結婚の準備は着々と進み、今日は結婚式。
結婚式といっても親戚は当然呼ばないので、私のお友達だけを招待したこじんまりした式だが、お友達みんなが祝福してくれた。
神の前で誓いのキスをして、披露宴でみんなに今までの感謝を伝えた。
そしてしかも無事に終わり、みんなにお礼をして最後の挨拶をした。
そして今、私はナギさんの眷属になろうとしている。
「コトハ、僕の血を飲んで。それでコトハは僕の眷属になれるから」
「うん」
ナギさんが自分の左手の小指の腹を切る。
私は意を決して溢れた血を飲んだ。
すると不思議と体が軽くなる。
それと同時に天の使いが現れた。
「ね?こうなったでしょう?」
「うるさいな、早く連れて行ってよ」
「はいはい、あとで馴れ初めを聞かせてくださいねー」
「やだよ」
「あの、私はナギさんの眷属になれたの?」
恐る恐る聞けば、天の使いも兄様も頷く。
「もうなってるよ」
「さあ行こう」
未知の世界は怖いけれど、優しく微笑むナギさんに連れられて天の国に向かう。
きっと天の国に行っても、ナギさんと一緒なら大丈夫。
ナギさんと二人で、天の国に降り立った。
そこはまさに楽園、極楽。
その楽園で私はナギさんとともに、末長く幸せに暮らすことになった。
これにて最終回とさせていただきます!ここまで続けられたのは皆様のおかげです!ブックマークや高評価などありがとうございました!




