表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君が僕に心をくれるなら僕は君に全てをあげよう  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/88

みんな祝福してくれる

マミちゃん以外のお友達にも、ナギさんとの結婚を前提としたお付き合いをしていることを報告していた。


みんな祝福してくれていた。


そして今日、マミちゃんに結婚を報告する。


ちょっとだけ、緊張する。


「マミちゃん、おはよう!」


「コトハちゃん、おはよう!今日、伝えたいことがあるって聞いたけどどうしたの?」


「うん…あのね…ナギさんから正式にプロポーズされたの」


「え、おめでとう!」


マミちゃんはやっぱり祝福してくれる。


私の手を握ってブンブン振って喜んでくれた。


そして興味津々で聞いてくる。


「どんなプロポーズだったの?」


「あのね、五度目のデートの時に帰りにイルミネーションを見に商店街によってね」


「うんうん」


「商店街のイルミネーションをしばらく眺めてね、すごく綺麗だったんだけど」


「うん」


マミちゃんはニコニコと聞いてくれる。


思わず饒舌になってしまう。


「イルミネーションの前でね、突然跪いて指輪を取り出して、プロポーズしてくれたの」


「わー!すごいね」


「うん、すごかった。感極まって本気で泣いちゃったよ」


「本当に良かったね、コトハちゃん」


「うん、ありがとう、マミちゃん」


感謝する私に、マミちゃんはきょとんとする。


でも、本当に感謝してるんだよ。


「うん?」


「マミちゃんが祝福してくれるから、私は自信を持てるよ」


「自信?」


またもきょとんとするマミちゃん。


「うん、ほら、私とナギさんの関係って紫の上計画とかインモラルとか世間的には思われるわけでしょ?でもマミちゃんが肯定してくれるから自信を持てるよ」


「ああ、なるほど…」


マミちゃんは納得した表情で頷く。


そして握ったままだった手をギュッとしてくれた。


「コトハちゃん、もしそのことでコトハちゃんやナギさんが責められても、聞く耳を持つことないよ。従兄との結婚は法律上問題ないし、モラル的にも…お互い惹かれあっての恋愛結婚なんだから、負い目を感じることなんてないもん」


「マミちゃん…ありがとう!気にしないようにするね!」


「うん、それがいいよ!」


やっぱり、誰よりも先にマミちゃんに報告してよかった。


自信を持てた私は、他のお友達にも婚約を改めて報告した。


やはりみんな、反対したりすることもなく素直に祝福してくれた。


みんなから祝福されていた幸せムードいっぱいだったから、まさかこの後最大の邪魔が入るなんて思わなくて衝撃を受けることになった。


その一悶着に悩ませることになったが、今日のマミちゃんの言葉に励まされる結果となった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ