表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君が僕に心をくれるなら僕は君に全てをあげよう  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

77/88

まわりなんかどうでもいい

コトハと結婚を前提に付き合うことになった。


しかも結婚後は眷属にして天の国に一緒に行くことも了承してもらえた。


コトハはこの世界の他の何より、僕を優先してくれたのだ。


こんなに嬉しいことはない。


コトハは紫の上計画とか、インモラルかなとか気にしているけれど…ここまでくればもうまわりなんかどうでもいい。


コトハと夫婦になれるなら、どんな中傷も甘んじて受けよう。


そんな風に黄昏ていたら、コトハがせっせと来客の準備をするので話しかける。


「コトハ、今日はマミが来るんだよね」


「うん!それでね、ナギさん。あのね…メッセージアプリでもお付き合いの報告はしたんだけど、二人で改めてマミちゃんに報告したいな…って」


「もちろんいいよ。二人でマミに報告しよう」


「!…うん、ありがとうナギさん!」


ということで、二人でマミに報告することになった。










それからしばらくして、マミが家に来た。


「お邪魔します」


「いらっしゃい、マミ。おはよう」


「いらっしゃい、マミちゃん!おはよう!」


「おはようございます、二人とも。これ、手土産です」


「いつも悪いね」


手土産を受け取って、リビングにマミを通す。


マミはやや緊張した表情。


どうしたのだろう。


リビングに入ったところで、マミがカバンをガサガサと漁りクラッカーを取り出した。


「お二人とも、お付き合いおめでとうございます!」


パンッとクラッカーを鳴らすマミ。


コトハは嬉しそうに頬を染める。


「コトハちゃん、本当に良かったね!」


「マミちゃん…ありがとう!」


マミにギュッと抱きつくコトハ。


ちょっと妬けちゃうな。


「ナギさんもおめでとうございます」


「うん、ありがとう」


「…ということで、改めて。ナギさんとお付き合いすることになりました!」


コトハがマミから離れて、僕の腕を抱き寄せてマミに報告する。


マミはそれを微笑ましそうに見守る。


「ラブラブだね、コトハちゃん」


「ふふ、うん!」


「本当によかったね!」


マミは僕の方を向いて真剣な表情で頭を下げる。


「ナギさん、コトハちゃんをよろしくお願いします」


「変わらずコトハを守るから安心して」


「はい。天の国に行ったら、もう私はコトハちゃんを守れないから…大事にしてくださいね」


「…うん、まかせて。天の国だろうがこの世界だろうが、コトハを世界一幸せにする。し続ける。だから大丈夫だよ」


「ナギさん…」


コトハが巻極まったように目をうるうるさせて僕を見つめる。


僕はそんなコトハを抱きしめた。


そんな僕らの様子を見て、マミは安心したように頷いた。

高評価、ブックマークなどありがとうございます!とても励みになります!完結まで頑張っていきますので、楽しんでお付き合いいただければ幸いです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ