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君が僕に心をくれるなら僕は君に全てをあげよう  作者: 下菊みこと


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いじめっ子のその後

コトハに暴力を振るった、いじめっ子という名の犯罪者どもとあの最低教師。


アイツらの末路もそろそろ覗いてみようかな。


『やだ!もう学校行かない!あいつらみんな嫌い!』


『わがままを言うんじゃない!』


『やだー!いやだー!』


いじめっ子共は無事引きこもりと化しているようだ。


内ゲバするよう祟っておいて正解だった。


コトハに暴力を振るった分、存分に落ちぶれればいい。


教師の方は…?


『やめて、やめて』


『私の何が間違っていたって言うの』


『懲戒免職されて教員免許も剥奪されて、当然仕事も失った。親にも散々罵られた。もう十分でしょう!?』


『もういや、もういや』


『これ以上追い詰めないで』


これ以上追い詰めないでとは、よく言ったものだ。


コトハをあれだけ追い詰めておいて。


教師でありながら、コトハを助けるどころかいじめを助長した最低教師。


お前にはお似合いの境遇だろうに。


『凪様もどうしてあんな娘を助けて、私を助けてくれないの』


『あんな娘より私の方が余程価値があるでしょう!?』


『あんな娘を連れて村を出るより、私と結婚して村で暮らす方が余程良かったはずでしょう!?』


『どうして、あんな子が凪様に愛されて私が助けてもらえないの!』


おや、まだそんなことを言っていたんだ。


馬鹿だなぁ、お前なんかに助ける価値などないというのに。


さて、いじめっ子共はあのままで良いとして…こいつもこのままで良さそうかな?


行く先々でサンドバッグにされる…今は両親から罵られているらしいが、これでコトハの気持ちも少しはわかったかな?


「ざまぁみろ、というやつかな」


よし、こいつらはこのままでいいや。


許す価値もなさそうだしね。


「しかし、あんなに可愛い可愛いコトハによくもまあ…殴る蹴るの暴行を加えられたものだ」


もしあのままで、僕がいないままコトハがあそこで育っていたら…最悪の事態もあり得たかもしれない。


コトハに加えられていた虐めという名の暴行を考えれば、容易に想像できる。


「…はぁ。本当に、コトハと出会えてよかった」


あんな可愛い子がそんな不幸な目に遭うなんて、僕には耐えられない。


「コトハ…助けられてよかった」


コトハが僕を見つけてくれて、コトハが僕に力をくれて、コトハを助けることが出来て。


本当に、よかった。


「本当は、もっと早い段階で助けられたら良かったのだろうけど…」


まあ、無いものねだりは良くないよね。


「とりあえず、いじめっ子共と最低教師の末路も期待通りだったということで」


まあ、満足…かな。

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