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君が僕に心をくれるなら僕は君に全てをあげよう  作者: 下菊みこと


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新学期

私は巫 言葉。


今日から新学期が始まるのでウキウキワクワクする気持ちと、久しぶりの学校に悪い意味でドキドキしてしまう気持ちの両方を感じている。


でも私を守ってくれる神様である兄様が手を振って送り出してくれるから、私は大丈夫!


そう思って登校する。


登校班は仲良しのマミちゃんと一緒なので、お話しながら学校に向かう。


「おはよー!」


「おはよう」


「二人ともおはよー!」


元気に挨拶しながら教室に入る。


みんなも挨拶を返してくれる。


うん、新学期も順調だ。


「コトハちゃん宿題やってきたー?」


「やったよー」


「大変だったよねー」


「マミちゃんは?」


「コトハちゃんに教わって宿題やった」


マミちゃんが言えばみんなうんうんと頷く。


「コトハちゃんお勉強得意だもんね」


「コトハちゃんに教われば間違いないよね」


「そんなことないよー」


みんなに褒められて照れちゃうな。


「勉強は苦手だったけど、コトハちゃんのおかげでみんなに追いつけたと思う」


「コトハちゃんすごーい!」


「マミちゃんもえらーい!」


「えへへ、ありがとう」


「ありがとう」


マミちゃんの頑張りが報われるのは嬉しいな。


マミちゃんが褒められると私も嬉しい。


「コトハちゃん、今度マミちゃんとコトハちゃんと私たちで放課後にお勉強会しようよ」


「いいねそれ、楽しそうじゃない?」


「菓子折り持って行くから、コトハちゃんの家にお邪魔してもいい?」


「もしかしなくてもお兄さん目当てでしょ」


「ばれたー!」


みんなでふざけあってワイワイ話す。


意外と引っ込み思案なマミちゃんもちゃんと打ち解けられている様子。


「でもさ、学校でもいいから本当に放課後のお勉強会はしようよ。楽しそうだし勉強になるし」


「放課後じゃなくて土日はどうかな?放課後でもいいけど、土日の方がゆっくりできるし」


「そうだね、それもいいかも」


「お菓子とジュース持ち寄ってさ、みんなで楽しくお勉強しながらお話するの!」


「いいね!」


なんだか楽しそうな予定になる予感。


みんなであーしようこーしようと話していたら、始業式の時間になってしまった。


体育館に行って、始業式を行なって、その後授業をいつも通り受けて帰る。


お勉強会いつするかは具体的に決まってはいないけど、やるのがとても楽しみだ。


「お勉強会楽しみだね、マミちゃん!」


「そうだね、コトハちゃん!」


きゃっきゃと騒ぎながら帰る。


そんな帰り道もまた楽しい。

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