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『戦国時代を舞台とする作品の創作に必ず役立つ』シリーズ

戦国時代を舞台とする作品の創作に必ず役立つ!【戦国時代の美男美女の条件(挿絵付き)】

作者: 髙橋朔也

【戦国時代の美人】

 織田(おだ)信長(のぶなが)の妹のお(いち)(かた)とお(いぬ)(かた)、お市の方の娘の茶々(ちゃちゃ)((よど)殿(どの))など織田家の血筋は美女が多いです。


 織田信長もイケメンと言われますし、フィギュアスケートの織田信成(のぶなり)さんもイケメンの部類(ぶるい)に入るでしょう。織田信長の血は美形になるということです。


 というか、織田信成さんの顔と織田信長の絵ってかなり似てませんか? 眺めていると、さすが子孫だと納得します。



【戦国時代の美人の条件】

 戦国時代の美人の外見の特徴は、太っていて黒く長い髪の毛、目は一重(ひとえ)で肌が白いことです。つまり、下の絵みたいな女の人が戦国時代では美人とされます。


挿絵(By みてみん)


 少し能面に似ていますが、当時の美女の条件に当てはまるように能面は作られています。能面に似た顔の女性なら、戦国時代でモテモテですね。


 また、内面も重要視されます。頭が良く、気が強く、パワフルだと尚良いです。



【戦国時代の化粧】

 (いにしえ)白粉(おしろい)(なまり)や水銀で作られていて、飛鳥時代当時は高価な中国産の白粉しかなかったので、持統(じとう)天皇は初の国内産である白粉を作らせました。しかし、国内産白粉には欠点があり、水銀が原料でした。その後、鉛の白粉が作られ、白さが際立つとして愛用されます。


 鉛の白粉を使用すると、白粉中毒になり、症状には貧血、腹痛、嘔吐(おうと)痙攣(けいれん)に似たものもあります。江戸時代の歌舞伎役者は白粉をよく使いますから、白粉中毒者が多数いたらしいです。鉛の白粉が廃止されても、鉛が入っていると白さが際立つので廃止後もずっと使用する人もかなりいました。


 また、戦国時代には男は戦に出るときは白粉をします。首をいつ取られても綺麗(きれい)に見えるように、という理由があったそうなのですが、死ぬ前に化粧をする人は今は少数派ですね(笑)。


 首を取られて、その顔に化粧がされていたら身分の高い武士となるので首を取った者は手柄になります。では化粧を塗らない方が都合が良いのでは、と思いますが死後も身分が高い者でいたかったので化粧は()かさないようです。



【戦国時代の美男子】

 信長はイケメンを小姓(こしょう)にしました。(もり)蘭丸(らんまる)とかは有名ですね。


 竹中(たけなか)半兵衛(はんべい)は女性のように美しい顔、と言われる天才軍師です。


 武田(たけだ)信玄(しんげん)が一番愛したと言われるのは、春日(かすが)源助(げんすけ)という身分の低い農民です。源助は男で、戦国時代は衆道(しゅどう)と言ってBLが流行ってました。

 面白い、などと思いましたらブックマークや評価をお願いします。関連シリーズのエッセイは、下の方にリンクがあります。

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