早起きハプニング
唯依がイタリアに帰国するのを追いかけて、唯依を空港へ追い掛けて、引き止めた。
その勢いで告白した。答えはOKで、俺たちは晴れて恋人同士となった。
俺は、今日からの学校生活は、お隣さんの彼女と一緒に登校したり、一緒に学校生活を送っていくんだよな。
そう思うと、今まで味気なかった学校生活が楽しいものに思えてきてしまう。
早く、唯依と一緒に登校したい!そう、朝から変なテンションになっていく。
キッチンで作った、妹たちの朝食をダイニングテーブルに食事を用意していると、愛那が、中学のセーラー服姿でダイニングへと出てくる。
「おはよう、兄さん。どうしたの?朝から浮かれて?もしかして、兄さん恋人が出来たの?」と訊ねてくる。
俺は、動揺して、皿をガタガタ震わせてしまう。
「な、なんでそう思うんだ?」
「だって、兄さん、この前帰ってきた時から様子が可笑しいから、もしかしてと思って...」
「そ、そんなことないぞ!愛那、俺は、いたって普通だ!」
「そうかな、浮かれながら帰ってきたと思ったら、食事中に何か考え事してで、どこか上の空でいるしさ。これは、恋の病なんじゃと思ってさ」
「へー。兄貴、彼女出来たんだ!相手はお隣の唯依さん?」
気付けば優奈もダイニングに起きてきてテーブルに座る。
「わー!バカ!優奈までー。あなんで唯依が出てくるんだよー!」
確かに、唯依と恋人同士となり、夏休みが気付くと終わっていた。
その間、俺は、どう過ごしていたのか記憶にない。それほどまでに唯依と恋人同士となったことが衝撃的で、他のことを何一つ手に付かなかった。幸いなことに夏休みの課題は全て終わらせておいて良かったと心から思ったのだった。
二学期の登校初日。俺は、朝兄貴が仲良いで女の子の友達なんて、唯依さんくらいしか居ないでしょ?」
「そうだけど...そうだよ!唯依と付き合いだしたんだよ、悪いか!」
「いや、悪くはないけど、これで兄貴も、童貞卒業だね。おめ~」
「どうせ、朝食は唯依さんと良い書に食べるんでしょ?兄貴の分だけ用意してないし」
「うっ~」図星を付かれていた。
妹たちからからかわれて、焦燥しきった俺は気を取り直して唯依と学校へ登校する為に、柚木宅を訪れていた。
ーAM6:30ー
唯依宅へと上がり、キッチンで唯依の朝食を作る。朝食は俺も一緒に食べるから二人分の目玉焼きとベーコンをフライパンで焼いて、ベーコンエッグ皿へと盛る。魚焼きグリルで焼いておいた塩鮭を魚用の皿に盛る。
最後に鍋で豆腐の味噌汁を作った。
「よし、そろそろ唯依を起こしてくるか」
俺は、彼女の私室の前で、「おはよう。唯依!準備は出来たか?朝ご飯が出来たぞ!一緒に食べよう」と声を掛けるが一向に返答がない。もしやと思って彼女の部屋に入ると、ベットの上で毛布をけっぽり、眠っていた。
ピンクのチェックのパジャマは第二、第三ボタンが外されていて胸の谷間がチラリと覗かせているのにドキリとする。見てはいけないものを見てしまった背徳感を抱き、視線を逸らす。
「やっぱり、まだ寝てたか。おいー」そう言って起こそうとして唯依の顔を覗き込むと、
安らかな寝顔であどけない子供のようにぐっすり眠っている彼女をじっと見つめる。
ぷにぷにして柔らかそうな頬をつんつんと突きたい欲求に駆られる。
いや、起こさないといけないんだけど、こんな幸せそうな寝顔を見ていると、起こしてしまうのいが悪いことのように思えてくる。
我慢できなく、唯依の頬をつんつんと突いてみる。
するとマシュマロのようにふにふにと柔らかい感触と張りのある弾力が返ってくる。
「ヤバイな...」
(正直、ずっと触っていたい欲望が湧いてくる)
いつまでもふにふにをつんつんと堪能していると、唯依が「う~ん」と唸りを上げ、薄目を開く、「ヤバイ起こしてしまった」こんなことをしていたのがバレては、変態!と罵られ兼ねない。覚悟を決めても一向に、罵声は飛んでこない。どうしたのかと唯依を。見返せば、まだ、目が眠たそうにとろ~んとしていて、まだ夢見心地なんだなと分かる。
すると、突いてた俺の手を引き寄せてすりすりと頬ずりをしてくる。唯依の柔らかな頬が手の甲に当たり、ふにふにと感触が心地よい。思わず心臓がトクンと跳ねる。
「おーい、唯依起きないと遅刻するぞー!」と寝ぼけている可愛い小動物を夢の世界から現実へ戻そうとする。
「う~ん、あと三〇分~」などと寝言を口にする。
「馬鹿野郎!遅刻確定じゃないか。起きろー!」
俺は、必死で唯依を揺すって起こそうとする。
「う、う~ん。どうして、藤也くんが、私の部屋に居るの?」
何がなんだか分からないという様子の唯依に俺は「今日から二学期で登校日なんだよ。いつまでも、夏休み気分でいるな!」と言う。
「え?二学期?はっ...すっかり忘れてた!」
「そうだろうと思ったよ。急いで支度しろー」
「う、うん。わかったー!」と言いつつパジャマのボタンを外してを脱ぎ始める。
「わーバカ!俺がいる前で脱ぎ始めるな」
思わず、唯依のブラ越しの豊かに実った果実が見えてしまい俺は急いで視線を逸らす。
「ちょっと!今見たでしょっ!顔がイヤらしくなってるよ。変態!」
「そっちが、勝手に脱ぎ始めたんだろー!理不尽だー!!」
「今、簡単な朝食を作ってくあるからから、ちゃんと着替えてから来いよ!」
二度、三度殴られた俺は、頬を張らしてそう言い残して、唯依の寝室を後にするのだった。
読んでくれてありがとうございます。
面白いと思ったらいいねや☆☆☆の評価を★★★して頂けると創作の励みになります。




