皆でプールに行った
プール当日、サークルメンバーで市内のプールに遊びに来ていた。下條は、夏コミが近いから原稿に集中したいとのことでプールは断られて不参加だった。そうかもうそんな時期なのかと八月に差し掛かりそうな今日この頃。灼熱の陽光の下、こんな日こそ、プールだろ。と水浴びがしたくてウズウズする。
現地集合のプール施設に続々とメンバーが集まってくる。
俺は、唯依と一緒に来ていて二人して集合場所に一番乗りをしていた。そうこうしていると秋雫先輩が現れる。先輩は、純白の
ノンスリーブワンピースで清楚に決めていて、なんとも大人っぽい。
それでいて先輩のなんと胸の起伏の激しいことかは出るところはスゴク出ていて引っ込むところはちゃんと引っ込んでいて清楚かつ妖艶を思わせる。
普段の黒々しい彼女からは想像できないくらい清楚可憐の美少女で思わず息を呑む。
続いて遅れて恵が「せんぱ~い」とぶんぶんと手を振ってやって来る。
俺は、相変わらず元気のいい奴だな。と苦笑して出迎える。
恵の服装は半袖の白Tに黒いショートパンツでモノトーンファッションで合わせてなんとも可愛らしいラフな恰好だ。
それに比べて唯依は暖色系のチュニックにジーンズと合わせた軽やかな恰好だった。可愛さとクールさが同居していて彼女の魅力を引き出しているようだ。
秋雫先輩や恵と比べてなんだか控え目で普通だなと思う。いや、普通に可愛いんだけども、どこかパンチに欠ける。
だけど、唯依はとても顔が整っていて、可愛いから何を着ても可愛いんだだけど。
「ちょっと、藤也くん。女の子達がお洒落してきているのに何も言わないつもり?!」と秋雫先輩が不満を露わにしてくる。
「いえ、そんなわけじゃ...先輩、スゴく素敵です。透き通るような清楚感が眩しいです」秋雫先輩は、スタイルが良く、清楚と妖艶が同居しているような彼女を見て言う。
「眩しいって、藤也くん面白いこと言うわね」秋雫先輩は、ひとしきり笑うと「ありがとう。ごめんなさいね、なんか言わせちゃったみたいで」涙目を擦りながら言う。
「先輩先輩、わたしは?眩しい?」恵」は、自分も自分もという感じでせがんでくる。
「はは、恵まで、ああ、すごくクールでそれでいてで可愛いよ」そう褒めると彼女は満足そうに目を細める。
唯依はと言うと何か言いたそうに、指をこねくりモジモジしている。
「ほら、柚木さんもせっかく、お洒落したんだから何か言ってあげるのが男ってものでしょ!」
と秋雫先輩に鼓舞されて俺は恥ずかしながらも口を開く「い、いいんじゃないか?似合っているし可愛いぞ」と唯依への誉め言葉を羞恥で顔を赤くしながら絞りだして、唯依も同じように頬を朱色に染めて、「あ、ありがと。藤也くん!」と照れから弾けるような笑顔になり上機嫌になるのだった。
***
皆が集合したところで一同は、プール施設へと入り、高校生4名で受付を済ませて、各々が水着に着替えに行く。俺も、早々と七分丈の海パンに着替えて待ち合わせ場所に指定している、プールサイドへと行く。どうやら、俺が一番乗りだったようで待っていると、最初に現れたのは唯依だった。
唯依は、恥じらいながら、胸の辺りで恥ずかしそうに手を組み、「どう、かな?可笑しくない?」
と訊いてくる。
水着のデザインは、三角ビキニでいたってシンプなデザインなのだけど、水着といったらこれ!という王道水着だ。
トップの布地が三角になっていて、胸が大きい唯依は、三角の布地無地にバストが収まりきれてないようにも見えるのが危うい。
唯依が華奢な体系とゆうこともあるが、控え目に言っても大きい方だと思う。
目のやり場に困り、唯依の胸から視線を逸らせて言う。(駄目だ直視なんて出来ない!)
昨日、気になってビキニについて調べたけどトップとボトムで上下で分かれているセパレート型の水着ををビキニというらしい。今まで水着とビキニってどう違うの?と疑問だったんだ。こんなことを秋雫先輩に言うものならむっつりスケベとからかわれそうだな。彼女の前では、決して口にできない。
「それにしても、今日は厚いな。あー早く、プールに入りたい」顔の紅潮を誤魔化すように俺は、鼓動が高鳴り身体がすっかり熱を帯びてしまったことから、そう照れ隠しでそう言う。
「うん、そうだね!早く、入りたいね」と唯依は、瑠璃色の瞳を輝かせ俺の、高鳴る胸のうちに気づかずに、そのままの意味だと捉えて受け応える。
そんな純粋な唯依を見ていると彼女の魅力に引き込まれていく。
「藤也くん、お待たせ。どうかしら?ちょっときつかったかしらね」
声のする方向を見れば、秋雫先輩がビキニに着替えてプールサイドに出てきていた。
「せ、先輩それはヤバいです...」秋雫先輩は胸元が露わになった黒い大人っぽいワンショルダービキニを披露する。
片方の肩のみ露出させた布を巻いたようなデザインで、セクシーさを感じさせて唯依よりも大きな双丘が魅惑的だ。
トップにはフリルも付いていて可愛くて豪華だ。
先輩は全体的に肉感が強く太もももむっちりで清楚と妖艶さが同居しているように感じる。そんな先輩のダイナマイトボディを直視出来ない。
これは、いけない。完全に目の毒だ。彼女から視線を逸らす。
周囲の男達も秋雫先輩のビキニ姿に釘付けになったいる。それはまるで女神に魅了されてしまった人々のように顔を呆けている。
これでは、プールに遊びに来ている男たちが悩殺されてしまう。
「せ、先輩。何か上を羽織ってください!俺のパーカー貸しますから!」
と焦って先輩の肩にかける。
「わかった。藤也くん、私のパーフェクトボディに興奮しちゃったのね。このむっつりさん」
「もー品川〇司さんみたいなこと言ってないでください!」
そうこうしているうちに恵もプールサイドに出てきて全員が揃う。
「せんぱ~いどうですかこのビキニ!可愛くないですか~」と恵ちゃんは黄色い可愛らしいフリルビキニを見せびらかす。恵ちゃんは、唯依や秋雫先輩とは違い、胸がつつましやかに小さくて、トップのフリルが見事に胸の谷間を隠してくれていて可愛さでスタイルをカバーしている感じだ。
そして、その場でクルリと回ってボトムのフリルを翻す。その瞬間、チラリとお尻の布地が見えてドキッとする。
「見ましたね先輩。もう興奮しちゃって、先輩のえっち」
「そっちが見せたんだろ!」
「あっ、バレましたか?!」
恵は、語尾にハートマークが付きそうなニュアンスでキャハハと悪戯っぽく笑いからかってくる。ほんとにこの子はからかい上手なんだから。
「それにしても、柚木さんも秋雫先輩もスタイル良すぎー!これじゃあ、わたしがみすぼらしいよー」恵は胸の辺りを手で隠して自身を悲観する。俺は、彼女の肩にポンと手を置き、
「大丈夫だぞ恵。よく言うだろ。『貧乳はステータスだ希少価値がある』ってさ」
俺は優しく励ます様に言う。恵は、目を潤ませて
「先輩、馬鹿にしないでくれますか!」
と恵は、憤慨して言う。あれ?マズった?やってしまった系?!俺は、唯依と秋雫先輩に同意を求めようとするが、「藤也くん...それはないよ。」「墓穴を堀ったわね」と二人してそんなことを言う始末。
「せんぱ~い、ドーン!!」とプールに落とせれて猛攻撃を喰らう。「ぶはぁ!なにするんだ!」
水面から酸素を求めて飛び出せば、次の瞬間、目の前が陰る。
「じゃあ、わたしもー。バシャーン!」と擬音を叫びながら恵は俺めがけて、恵はダイヴしてくる。
「ほら、柚木さんもおいでよー!」と恵は唯依を水の中へと誘う。こうしてプール遊びが始まった。




