表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

自動販売機の白ご飯 の夢

私は夢の中でも現実と同じように現金が少ない状態で生活していた。



小銭入れの中身は67円くらい。


交通系ICカードは会社の定期券付き

チャージの残高は751円くらいだったと思う。

クレジットカードは持っているがあまり使わないようにしている。



こんなときでもあるし、仕事は実家と職場の往復。

お弁当はお母さんが作ってくれるからお昼には困らない。



おやつをできるだけ買わないようにしていた。






あるとき、

地下鉄で乗りながら食べられるイベントがあって

進行方向に向かってつけられた椅子とテーブルがあった。


お父さんはすでにビールを片手にお父さんの同僚と2人でスーツで乾杯していた。クールビズだ。


私も近くにいたが次の駅で降りることにした。


クーポンは沢山持っていた。

丼屋さんの丼割引券。

うどん屋さんの天ぷらサービス券。

コロッケ無料券………等々


お父さんと話すと

「コロッケと玉子が食べたい。」


なんて言うから、紙のコロッケの無料券を小銭入れから出して渡す。

玉子はクレジットカードを見せると無料で1個サービスだ。



この地下鉄の先頭車両には洗い物ものコーナーがあり自由に使える。

近くにゴミ箱もある。


「私はこれで失礼します。」


なんてお父さんとその同僚に声をかけて、自分の使っていたお皿と箸と手拭きを持って席を立つ。


電車はまだ着かない。


先頭車両に歩きながらふと、お父さんにクレジットカードを預け忘れたことに気付く。お父さん、注文したのに玉子が食べられなくなっちゃう。


とりあえず先頭車両に向かった。

1両半くらい歩いたと思う。


先頭車両の洗い物コーナーに入ってすぐ右には小さいテーブルがあり

作られたお弁当が蓋が空いた状態でおいてある。

これは、お父さんの同僚さんのお弁当だ。


私はゴミ箱に使っていた紙皿と箸と手拭きを捨てて、お父さんのところに戻ろうとしたとき、お父さんの同僚が来た。


テーブルに作られたお弁当に蓋を閉め鞄に入れると、洗い物コーナーに持っていたお弁当箱を置く。


きっと奥さんが洗ってくれるんだろう。


そこでふと気付く。


お弁当箱、同じものを2つ持っているんだ、と。


私は、お父さんのところに戻り「玉子これ見せたらもらえるから」と、クレジットカードを預けた。


お父さんの同僚はもういなかった。




私は電車を下りて駅前を歩く、駅前で職場の先輩に会って少し話をした。


「会社の役員が変わったから、定期券が切れそうなら早めに言いやすい人に言ってね。」と言われたが私はすでに担当を外れた上司だが伝えたことを言う。

「まだ2ヶ月先です。」と話すと「それは、ちょっと早いね。まぁ、早いに越したことはない」と言われた。


飲み物でも買おうと自動販売機が5台くらい集まっている場所に行くと

白ご飯が出る自動販売機を見つけた。


試しに買ってみようと自動販売機の横に置かれている大きいお茶碗(なぜか両手が埋まるほどの大きな盃くらいのサイズ)を手に取ったが、どうお支払しようか迷う。


必要なのはご飯代の100円だ。


現金は60円くらいしかない。

お金を引き出せば…

ああ、クレジットカードは今はお父さんに………


買うのをやめるか、でもも器を取ってしまったし戻すのは申し訳ない


交通系ICカード…なら700円はあるはずだ


というか、これしかない。



器を取り出し口にセットして

ICカードを選択しピピッと払うと白ご飯が器に出てくる。

画期的だ…が…


選んだ器が大きすぎた

1/3も入っていない。

100円で一度にどのくらい出てくるか分からなかったから大きな器を選らんたが、そうだよな。普通に盛られるくらいだよなと考えながら私は小さい器に入れ換えようと小さめの器に手を伸ばしたところで目が覚めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ