表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/208

あの時は、助かったよ

「消費税は、おやつに入りますか?」


「アホか、ちなみに入るぞ。」


「俺らの時には、なかったからなあ。」


「そうだな。」


「三百円を握りしめて、駄菓子屋に行くと、子供であふれてて、みんなが自然に集まってるのがさ、なんか嬉しくて、ひしめき合って選ぶの楽しかったなあ。」


「ああ、それで、あーだこーだと見せ合いっこするんだよな。」


「そうそう、無い知恵絞って、作戦を練ってね。うまか棒でボリューム感を出して、それと、キャップをひねると色の変わるジュース、はやったよな、あとストローゼリーも安くて良かった、とにかく、あれは一大イベントだった。」


「だな、あ、でもお前、五年のキャンプの時に一度、おやつ全てを、徳用ビスケットオンリーにしたことあったよな。」


「あーあの時は、よせ、全く楽しくない、とか、非常食なのか、遭難するのか、と散々な言われ様だった。」


「まさか、本当に役立つなんてな。」

次回は、『AIニオマカセアレ』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ