表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/208

おとぎばなしアラカルト

『もしも、白雪姫がリンゴが大嫌いだったら』


 リンゴが嫌いでも、こうしてジュースになったりしたなら、ワンチャンいけるんじゃないかな?


 片手で軽々とリンゴを握りつぶす王女。


 この黄金の右から繰り出す剛速球リンゴを、白雪姫に食らわせてやるんだから!





『シンデレラ』


長女「ねえ、手土産は用意した?」


次女「もちろん、点数を稼がなくちゃね。」


三女「せっかくの手土産が、被らないようにしないと、姉さん達は、何にしたの?」


長女「猫。」


次女「私、被った。」


長女「えー、じゃあ、ガラスの靴にする。」


三女「はい(灰)、被りました!」





『浦島太郎』


「えー本日は、お休みのところ、清掃活動にお集まりくださり、まことに・・・」


 町会長さんのあいさつを聞き流しながら、傍らの妻に小声で尋ねる。


「なぁ、子供たちは、どこに行った?」


「逃げたみたい。」


「そんなそぶり、なかったのになあ。」


「昨日、玉手箱がどうとか言っていたのが、それだったみたい。」


「あー、なるほど、ふけたのか。」





『かぐや姫』


「今日の私は、かぐや姫です。」


「なんですかそれ?」


「今日は、運勢最悪、つきに去られてしまう女なのです。」


「あらまぁ。」


「というわけで、ご飯をおごって、なぐさめるべきなのです。」


「私のみのたけにあった、おねだりにしておいてくださいね。」





『金の斧、銀の斧』


「あなたが誤って落としたのは、私の作業中のパソコンの電源ですか、それと、命ですか。」


「それともの”も”がありませんよ!」


「正直におっしゃい、むしろご褒美でしょう?」


「いやあああ、たすけてー!!」






次回は、『くま 第1話』です。


明日、更新です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ