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自殺願望者の新人生  作者: A.G.I
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学校



     学校


投稿遅れましたすみません

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「早く制服着て出なさい」

「はい...」

なぜ僕がこんなに意気消沈しているのかというと

今日が登校日だからである

今までは家庭学習日だったので気にしていなかったが...

よく考えたら制服ってスカートじゃん!

なんかスカートを履いたら僕の中の何かがなくなりそうでなんか嫌なんだもん

なので今僕はスカートを履く直前で止まっている

ちなみに僕の容姿は胸がなんかお母さんが「Dだから大丈夫よ」

という謎の言葉をかけてきた気になったので調べたら胸はアルファベットで表すらしい

顔は目が大きめの..うん言い表せないけどなんか美人だよ、うん(あれ?これって噂に聞くナルシ...?)

まあスタイルは抜群だよナイス香織ちゃん

「はあ、後回しになるだけだし...やけくそで履いちゃえ」

と言って思い切ってスカートを履く


...あの感想いいですか?

まあいいよね

すごくスースーするんだけど

あ、夏にいいかも

そんなことを考えつつリビングに行って朝食を食べる

「ちゃんと顔洗った?」

「もちろん」

「外では言葉遣いきおつけなさい」

「はーい」

そう、家庭学習日に僕は女の子の身だしなみを覚えさせられたのだ

すごく大変でした...

朝食を食べ終わり歯を磨いていると

「いい?あんたは実のいとこなんだからね」

「うん」

「ドジしないようにね」

「うん」

歯を磨き終わり母さんに聞く

「拓真には頃合いを見て言っていいんでしょ?」

「いいわよ、だけど行ったらその日に教えてね」

「わかった」

「じゃあ、汚い言葉使わないようにね」

「はーい」

「じゃ、行ってらしゃい」

「行ってきます」

と言って外に出た


そのまま駅に行き電車に乗る

それだけで僕はとてつもない居心地の悪さを覚えていた

まあ僕も男だから気持ちもわからなくもないんだけどね

ジロジロ見てくるのはやめてほしいな、それと小声聞こえてるからね

たったの5駅なのに疲れてしまった

まわりを無視しつつ学校へ行く

やっぱり、学校に近づくにつれて生徒が増える

そうすると...

(あの子入学式にいたっけ)

(いなかったよ)

(やばいすごく可愛い)

というような感じにずっと騒がれる

いや入学式にいたよ、男だったけどねと内心で突っ込みを入れる


そんなことを考えていると学校に着いた

下駄箱に行き上履きを出して履く

教室まで行くとロッカーを確認する

この学校はロッカーに名前が書いてあるのだ

「ええっと...あった」

そこにはちゃんと『山下 香織』と書いてあった

先生には事情を説明してあるので変えてくれたんだろう

僕は教室のドアを開けて中に入る

すると、男子が12人ぐらいで騒いでいたのに急にクラスがシーンとなった


うう...そんなに急に黙られると入りづらいじゃんか

僕は自分の席に着くと机に突っ伏した

こんなに注目されるのは初めてである

僕は極度の恥ずかしがり屋であるので、今まで目立たないように過ごしてきた

早くHR始まらないかなーと思っていると


拓真がクラスに入ってきた

少しドキッとした、なぜならこの姿になって初めての対面である

話しかけられたくないな気まずいし

拓真は自分の席に着くとそのままぼーっとしている

まあ、あいつにはまだ言わなくていいか

拓真が入ってきたことによってクラスは騒がしさを取り戻した

すると一人の女子が近づいてきた

「ねえねえ、あなたどこの中学卒業生?」

「ええっと柳ヶ丘中学っていうとこ」

「それどこにあるの?ここら辺じゃないわよね」

「うん、僕この間こっちにきたばかりだから」

「ふーん、だから一人でいるんだ、あ、私紺野彩っていうんだよろしく」

「僕は山下香織よろしくね」

「ねえ、さっきから気になってたんだけどその『僕』っていうの自前?」

「うん...やっぱり変かなぁ?」

「別にいいんじゃない?(ある意味レアだし)」

「ん?なんか言った?」

「なんでもないわよ」


すると男の先生が入ってきた

「はーい、みんな座った座った」

みんな各自の席に座る

「うむ、欠席はいないなそれじゃあみんな俺がこのクラスの担任の霧崎健二だ、みんな1年間よろしく」

と先生は

「じゃあ出席番号順に自己紹介をしていってくれ」


きた地獄の自己紹介だ



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投稿遅れてすみません次回も遅れると思います

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