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自殺願望者の新人生  作者: A.G.I
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世間への設定



     世間への設定



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僕は藤林さんの話を聞いてこのことが分かった


・僕の入っている体の前の持ち主は井崎香織

・年齢は同じ

・親が逃亡中(父親のみ)

・母親は6年前に他界


以上!

うん、途中から話の中身がわかんないからボーっとしてました!

「はい、これで話は終わりです」

「わかりました」

「なれない体で困惑していると思いますので、慣れるまでお世話をしてあげてください」

「はい」

「それではさようなら」

と言って出て行こうとして「そういえば...」

と言ってこちらを見て

「脳の移植なんて世界初なので、できるだけ内密にお願いします」

それでは、と言って藤林さんが出て行った。

「................................」

「................................」

僕と親の間に謎の空気が張り詰める

「もう一度聞くが本当に実なんだよな」

「うん、自分でも信じられないけど」

「そうか、なら実は今度から井崎実と名乗れ」

「え⁉︎何で⁉︎」

父さんは、はあと言いって

「お前、今の話聞いてたのか?というか実がもし急にクラスメイトが男から女になったらどう思う?」

「あ.....」

「やっと気づいたか、なら今後は井崎実と名乗れよ」

「うん、分かった」

「じゃあ父さんは仕事に行ってくるから、母さん頼んだよ」

「任せなさい‼︎」

父さんは苦笑すると、じゃあなと言って部屋から出て行った。

「あの、母さん」

「うん、なあに?」

「トイレ行きたい」

「行ってらっしゃい」

「トイレって、何処?」

「部屋を出てすぐ右よ、男子トイレに入らないようにね」

「う......」

実は男子トイレに入ろうとしていた

「はあ、今のあなたが男子トイレに入ったら、大騒ぎになるわよ」

「だよねえ......」

母さんは何かを思いついた顔になると、立ち上がって

「さあ、行くわよ」

「え、まさか...」

「ええ、そのまさかよ」

「いやだあああああああああああああああ」

この後に起こったことは読者の想像にお任せしよう

ただ、帰ってきた実が即布団に潜って震えて、母親が何処か嬉しそうにしていた、と言っておこう


その次の日僕は、朝から検査を受けていた

「はい、今日も異常無しです」

「わかりました」

「なら、明日あたりに退院できそうだね」

「なら明日は洋服を買いに行かなくちゃね」

「え〜、お母さん買ってきてよ」

「そう?なら全部メイド服にするけど」

「ハイ、ごめんなさい着いて行きますので買わないでください」

「どうしよっかなー♪」

なんか嫌な予感がするが放っておこう

いや、放っておくことしかできないんだけどね

その日は、やることがなく大変暇だった

僕は、生まれて初めて学校に行きたいと思った

それだけで1日が終わった


僕は今日も検査を受けていた

「これでお終いです、今日も異常なしですね」

「ありがとうございます、それで今日...」

「はい、退院していいですよ」

ああ、もう病院生活終わりか.......

「さ、今日は買い物に行くわよ‼︎」

「......そう言えば、最近仕事行って無い気がするんだけどどうしたの?」

「ああ、仕事?辞めたわよ」

「ええええええええええええええええええ⁉︎」

「実君ここは病院だよ」

やべ、つい大声出しちゃった

「あ、すいません」

「何をそんなに驚いているの?」

「いや、驚かない方がすごいから!」

「実君」

あ、すいませんいくらでも謝るのでその目だけ笑って無い顔やめてもらえないでしょうか

「じゃあ、手続きやりに行くわよ」

なんか、目さめてから怖がってた人が天使に見える

「...美少女を着せ替え..グフフフフフ.......」

すいません訂正します、悪魔の間違いでした


それから10分ぐらいして母さんが帰ってきた

「さあ、行くわよ!...と言いたいところだけどとりあえず着替えてね」

と言ってなんか服を渡された

「はあ」

僕は更衣室に入ると服を脱ぐ,,,最近慣れてきてしまった(正直慣れたく無い)

服を脱いだ半裸の状態で自分を見てエロいな〜と思ってしまうのは男の性だろう

「まーだー?、カーテン開けちゃうぞ」

「やめてください、今行きますんで」

僕は急いで着替えて外に出た



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


     次回は買い物になるとおもいます






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